環境課の管轄する業務のひとつとして自然保護が挙げられますが、この他にも自然公園内(八ヶ岳中信高原国定公園)登山道に関する整備についても、間接的ではありますが担っております。
環境課で何で登山道を?と思われるかもしれませんが、所管の法律である自然公園法の第1条では「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的とする」と記されております。
そのため、自然公園内の登山道整備は希少植物の踏み荒らし防止と利用の増進を兼ねることから、環境課で担っているというわけです。この他にも標柱や案内板の整備、補修や山小屋関係設備の支援も関連して担っております。
先日も、中岳(八ヶ岳)に向かい、現地で確認作業等を行ってきました。
八ヶ岳(中岳・阿弥陀岳方面)に登山され、標柱を目にした際に「これ、環境課の記事で見たなぁ」なんて思って頂ければ嬉しい限りです。
苦労して登頂すると、たまにこんな素敵な光景も目にすることができ、山好きの方には「仕事で登山なんで贅沢じゃ!」と、怒られそうですが、今まで登山経験がなく、仕事で携わらなければ決して登ることもなかったので、本当に良い経験をしているなあ(筋肉痛も含めて…)と感じるこの頃です。
こんな事を記していると「やっぱり観光分野では?」と尋ねられそうですが、利用促進分野に関しては観光部署との関係性は高く、特に管轄となる市町村の観光部署とは、日頃から連絡を取りあっています。登山道は命に関わる部分でもあり、災害を受けた場合には早期復旧するためにも、この関係性は欠かせないものです。
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