企画振興課です。
すっかり春らしい気候になった今日この頃、県内各所で桜の開花が報告され、お花見の季節になりました。お花見といえば桜ということで、花を「見上げる」ことが多いかと思いますが、足元にも面白い花が咲いています。

諏訪市豊田にある「ザゼンソウの里公園」が４月１日に開園しました。

園内は地域発元気づくり支援金を活用して整備された木道が敷かれており、「ザゼンソウ」という植物が群生している珍しい光景を見ながら散策することができます。
【園内の木道】

【群生するザゼンソウ】

ザゼンソウ以外にも「ミズバショウ」等の植物が生息しており、春の心地よい木漏れ日を感じながら、様々な植物が作り出す開放的な空間を堪能できます。

【ミズバショウ】

上記のザゼンソウですが、僧侶が座禅を組む姿に似ていることがその名の由来といわれています。花は仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる葉の一種に覆われています。園内に無数にあるザゼンソウですが、不思議なことに木道から見るとその花の姿を確認できる個体が少ない印象でした。そういったところからも、より神秘的な印象を受けます。

【ザゼンソウの花】

この様子をみられるピークは４月中旬頃までとのことです。限られた期間になりますので、是非足を運び、花の姿が確認できるザゼンソウとの出会いをお楽しみいただければと思います。

＜ザゼンソウの里公園＞
所在地：諏訪市大字豊田6313
駐車場：あり