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ミャンマー連邦共和国の皆様が諏訪湖創生ビジョンの取組視察&意見交換を行いました。

こんにちは!
諏訪湖創生ビジョン推進会議事務局です(^▽^)/

昨年3月に策定した「諏訪湖創生ビジョン」に基づき、官民協働による「諏訪湖創生ビジョン推進会議」が中心となり、着実に取組を進めているところです。そんな中、なんと遠路はるばるミャンマー連邦共和国政府の4人の方が、ビジョンの取組を視察されました!
これは、JICAの研修プログラムの一環として、ミャンマーで2番目に大きな湖である「インレー湖」の課題解決のため、同様に高地にある湖である諏訪湖の取組を視察されるとともに、諏訪湖創生ビジョン推進会議とよりよい湖沼管理について意見交換をすることを目的としてます。

当日は、素晴らしい秋晴れの視察日和!さわわやかな諏訪湖畔で、ミャンマー語のあいさつを必死で覚えながら、到着をお待ちしていました!
ミンガラーバ!(ミャンマー語でこんにちは)ようこそ諏訪湖へ!

早速、午前中は諏訪湖畔の視察へ。

砥川河口部の、治水目的のしゅんせつ現場や、覆砂によりシジミの生育実験をしている諏訪湖畔、そして、クリーンレイク諏訪を視察されました。


河川からの土砂の流入による湖面積の減少や、ジャンボタニシなどの外来種の侵入が課題になっているというインレー湖。
皆様、大変熱心に見学され、ご質問もたくさんいただきました。

午後は、諏訪湖とインレー湖のより良い湖沼管理について、沖野会長はじめ、諏訪湖創生ビジョン推進会議関係者と意見交換を行いました。

まずは、インレー湖の状況について、ご説明をいただきました。

インレー湖は諏訪湖とほぼ同じ標高にあり、周囲は有数の観光地ですが、雨季と乾季により湖面積が大きく変わり、また、浮き畑と呼ばれる水耕栽培や、水上で生活する人々もいるなど、諏訪湖と異なる点も多いようです。

そして、諏訪湖について、沖野会長、諏訪地域振興局、諏訪建設事務所、県林務部などから発表したあと、意見交換を行いました。

インレー湖の水質悪化の要因として、浮き畑栽培などの農業に使われる農薬や肥料、そして工業・生活等の排水の流入などがあるとのこと。諏訪湖でも、高度成長期に、同様の理由から急激に水質が悪化しましたが、流域下水道の整備や、「よみがえれ諏訪湖」を合言葉にした官民一体の地道な取組で、ここまで浄化が進んできた歴史があります。
ミャンマーの皆様からは、流域下水道や、官民協働で取り組む諏訪湖創生ビジョンの仕組みを参考にして、地域住民の理解を得て、取り組んでいきたいとのお話しがありました。

私たち諏訪湖創生ビジョン推進会議も、国の枠を超えて、同じ課題を持つ様々な方々と積極的に情報交換しながら、「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」を目指して、取り組んでいきます!
ミャンマーの皆様は、この後、東京に戻り帰国されるそうです。トアバーオウメ(さようなら!)また、ぜひ諏訪湖においでくださいね!

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