2012.05.23 [ 【目】自然・景観 ]
乙女滝と大河原堰
乙女滝は自然の滝と思われがちですが、八ヶ岳の蓼科山を水源
とする大河原堰という人工的につくられた農業用水路の一部です。
大河原堰は寛政4年(1792)に諏訪地域の全体にわたって用水
路をひらいた坂本養川により開削された水路の一つで、茅野市玉
川地域にある水田に用水を供給する延長14.4Kmの幹線水路です。
用水は自然地形を利用した約30mの岩の崖を滝となって流れ
落ち、下流の農地へ大切な用水を供給しています。
乙女滝はその景観の美しさから、四季を通じ観光客が訪れ、多く
の人達の憩いの場所となっています。
滝の直下ではたくさんのマイナスイオンを感じる事ができます。
これからの暑い季節、皆さんも是非お出掛けください。
先人が築き上げた大切な水路を次世代へ引き継ぐため、諏訪地方
事務所農地整備課では水路の改修を進めています。
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