諏訪を体感!よいてこしょ!! 諏訪地方の新鮮な話題を 私たち職員がお届けします。

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坂本養川の堰 ~滝之湯堰~

1736年諏訪田沢村(現在の茅野市宮川)に産まれた坂本養川(さかもとようせん)は、水不足に悩んでいた諏訪地域の農地に用水を運ぶため、40年以上の歳月をかけ18本以上の水路を作りました。それらの水路が「養川堰(ようせんせぎ)」と呼ばれ、現在も諏訪地域の農業に欠かせない重要な水路となっています。今回は養泉堰の一つ、滝之湯堰を紹介します。

 



茅野市にある尖石縄文考古館駐車場横に立つ坂本養泉の像。右横に流れているのが滝之湯堰です。




養泉像の横には付近の養泉堰が紹介されています。滝之湯堰は滝之湯川から取水し、八ヶ岳山麓に広がる茅野市(北山、湖東、豊平)の豊かな田園地帯を潤す全長13.5kmの幹線水路です。



木漏れ日と水路をわたる涼しい風がとても気持ちいいです。



尖石縄文考古館から滝之湯堰を下ったそばには、農業用ため池の竜神池があります。池からの眺望はとても美しく池の周りには遊歩道も整備されています。



滝之湯堰の下流付近は山を掘りわって水路が作られています。厳しい地形に水路を建設した先人の苦労がしのばれます。

 猛暑日が続いていますが、皆様も涼を求めて訪れてみてください。



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