2026.03.06 [ 南信州の林業 ]
南信州林業講演会を開催しました! ~もっと身近に、もっと深く。ふるさとの森林づくり~
こんにちは。林務課ワクワク担当のTです![]()
「森林」には、県土の保全や水源のかん養、木材生産を始め、生物の多様性など様々な機能があります。人口減少や木材価格の低迷など森林林業を取り巻く環境が厳しさを増す中、健全な姿で次の世代に引き継いでいくため、当地域の林業振興に向けた「南信州林業講演会」を飯田文化会館人形劇場にて開催しました。一般の方、林業関係者など、約120名の皆さんに参加していただきました。


今回は、講演会と座談会の二部構成としており、第一部では、講師に、綿半ホールディングス株式会社 経営戦略室副室長 兼 ReFIプロジェクトリーダーの小池淳様より「林業活性化に向けた取組」と題してご講演をいただきました。

長野県林業の現状にも触れていただきながら、綿半ホールディングスグループの林業への取組について紹介をしていただきました。『木を「切る、使う、植える、育てる」が循環することで、そこに暮らす動植物であったり、もちろん我々人間も恩恵を受けられる。森林が適正な循環をするために、100年先の森林を考えて、森林再生を目指すためのプロジェクトチームで取組を進めている。川上(丸太の生産など)である1次産業から、川中(製材事業など)である2次産業、そして川下(住宅建築など)である3次産業まで一気通貫の体制をもっともっと強化していく』と林業活性化へ向けた力強いお話をお聞きしました。
続く、第二部の座談会では、ツリーライフサポート株式会社の松岡秀治様(フォレストマネージャー)をファシリテーター役に、これからの地域林業を担う4名の皆様、橋爪祥様(プランナー)、高山亮介様(フォレストワーカー)、神農千愛様(フォレストワーカー)、平澤達也様(ランバーマン)に「南信州の森林・林業・木材産業を担う若手世代の座談会」と題して意見交換をしていただきました。

仕事の楽しさや魅力としては、「間伐によって暗い人工林が明るくスッキリした時や、植えた苗木が年々大きくなる様子を見られる事」、「同じものが一つとしてないため、特長を生かせる製品を考えること」などの意見があり、課題としては「夏の暑さ、冬の寒さ」、「トイレ問題」といった率直な意見も出されました。また、会場からの安全面に関する質問に対しては、「競技に参加することで、その技術の向上ももちろんだが、一番は安全に対する意識の向上のために競技をやっている」、「周りの作業員の人が倒した木に当たらないように意識すること、コミュニケーションがとても大事」といったこともお聞きできました。

松岡様から、「若い人たちが、森林や木材産業に関わってくれている。彼らの課題を我々大人や経営者、行政関係者がしっかりと課題認識を持って、解決して、若い人たちが希望を持てる産業にしなければいけない。林業を継続してきちんと受け渡し繋いでいく成長産業にしなければいけない。ぜひ、他人事ではなく自分事として、できるところから、みんなで一緒に、日本の森林文化や歴史、伝統などをきちんと未来に繋いでいきたい」とまとめていただきました。
また、ロビーでは、令和7年度長野県林業関係ポスターコンクール「国土緑化・育樹運動ポスター部門」及び、「愛鳥週間ポスター部門」で南信州地域で入選した作品を展示させていただきました。

こうした講演会を通じて、南信州地域の森林・林業を知っていただき、皆さんも、身近なところから木に親しむことを始めてみませんか![]()
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