2023.02.06 [ その他南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
天竜川の「かわらんべ」
南信州農業農村支援センターのHです。
「かわらんべ」とは、河童(カッパ)を意味する伊那谷の方言です。
飯田市川路にある天竜川総合学習館は「天竜川における防災拠点」「地域住民の川への理解向上のための拠点」「地域のコミュニティ」の3つの目的で平成14年に建設され、「かわらんべ」という愛称で親しまれています。
天竜川総合学習館かわらんべ
外観は、下の写真のような感じで、向かって右側は天竜川、建物の裏手にはJR飯田線と、国道151が走っています。
国道から見えるので建物があることは知っていましたが、入ったことはなく「何だろう?」と疑問に思っていました。
今回は、女性グループの役員会で会議室を使用させていただく機会があり、初めて中に入りました。
施設の周囲には遊歩道が整備されていて、個人やグループに利用されています。
入り口の写真です。
開館中とは書いてありますが、どんな施設なのか?一般の人が入っていいものなのか?まだ不安です。
いざ、入ってみると、その中は…?
入ってすぐ左手には「ミニ水族館」があり、天竜川付近に生育する魚などを見ることができます。
この日は外には出ていませんでしたが、暖かい日にはカメの姿も見ることができます。
ミニ水族館の奥は「サイエンスラボ」になっていて、いろいろな体験学習が開催されます。
ところ狭しと、いろいろなものが展示されていて、見ごたえがあります。
入り口からミニ水族館手前のエントランスには、こんな展示もあります。
雨音・水音コレクション…楽しみながら学習できそうですね!
※この展示企画は「巡回展示」のため、現在は展示されていません。このような巡回展示が、随時行われています。
お隣には、天竜川のジオラマも展示されています。
スイッチを押すと、その場所が示されるようになっています。
2階は図書室・資料室・会議室などがあり、三六災害の資料が展示されています。
かわらんべがある場所は、かつて日本三大桑園の一つ「川路桑園」があった場所で、三六災害の時は大きな水害を被ったそうです。
その後、治水対策の綿密な計画がなされ、桑園があった場所を埋め立てて堤防にし、JR飯田線の線路の場所も堤防の上に移設し、現在に至っているそうです。
現在の川路地区を語る上で、三六災害は避けて通れない出来事でした。
事務室にお願いすれば屋上にも上がることができ、360度の展望が楽しめるそうです。
かわらんべでは、水辺の生き物に限らず、野菜作りやウォーキングや星空体験・ジャムづくりなど、大人も子供も楽しく参加できる講座が毎週一回以上開催されています。
2月の講座の受付は終了してしまいましたが、お子様の春休みを迎える3月の講座は、現在受付中です。ぜひご参加ください。
かわらんべ講座
令和3年には、開館後の20年の歩みが評価され、国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」を受賞されました。
「かわらんべ」はJR飯田線の天竜峡駅、または川路駅から徒歩約10分、自動車ですと中央自動車道飯田山本JCTから三遠南信自動車道(無料区間)に入り、天竜峡ICから約3分の場所にあります。
電車でもお車でも、とても交通の便のよい場所にあります。
休日を利用したお子様やお孫様との思い出作りや、講座に参加されなくても中の展示を楽しんだり、親しんでいただきたい施設になっていますので、ぜひお立ち寄りください。
【この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 南信州農業農村支援センター 阿南支所 TEL:0260-22-3199】
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