南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州伝統野菜協議会 大活躍中!

こんにちは。南信州農業農村支援センターのUです。

本年4月に発足した「南信州伝統野菜協議会」が、この秋から本格的に活動を開始しました。

「信州の伝統野菜」は長野県内のそれぞれの地域で脈々と受け継がれてきた歴史と特色のある野菜のことです。実は南信州地域は県下でも有数の伝統野菜の産地であり、様々な伝統野菜が現在まで継承されてきました。ですが、生産者・生産量が年々減少し、地元での知名度もいまひとつです。

そこで、この現状を打破すべく立ち上がったのが、天龍村を代表する伝統野菜「ていざなす」の生産者を中心とした「南信州伝統野菜協議会」です。南信州地域で伝統野菜の生産に係る方々が集結し、ともに支え合って南信州の伝統野菜を盛り上げていこうという目的のもと、販売会等様々なイベントで活躍を見せています。ていざなすのほか、喬木村の「志げ子なす」、阿智村清内路の「清内路かぼちゃ」等複数の伝統野菜、平谷村の「平谷いも」、下條村の「下條にんにく」、飯田市の「千代ネギ」、阿南町の「鈴が沢南蛮」等、さまざまな生産者がメンバーに集まりつつあります。

はじめての取組みである「南信州ファーマーズマーケット」はクラウドファンディングや元気づくり支援金を活用した協議会の目玉イベントとなりました。9月7日(土)に地元企業と協力して飯田市名古熊のイオンアップルロード店で開催しました。本イベントには、下伊那農業高校、東京農業大学の学生も参加し、若々しく活気あふれる様子でした。来場者はなんと1500人以上であり、早々に商品が完売したため予定より2時間も早く終了となりました。協議会のメンバーからは、「楽しみにしてくださっていた方には申し訳ないが、早めの完売はとてもうれしい誤算だった」との声があり、大成功のイベントとなりました。

続いて、10月5日(土)JAおよりてふぁーむ直売所を会場に開催された「南信州伝統野菜フェア」へ出展しました。我々南信州農業農村支援センターが主催したこのイベントへの出展と合わせて、運営にもご協力いただきました。こちらも終始来場者が絶えず、323人の方にお越しいただき、商品はほぼ完売となりました。ファーマーズマーケットに比べ、小規模でしたが、その分消費者や生産者同士のコミュニケーションも多く、和やかの雰囲気のイベントとなりました。

さらに、10月26日(土)の「南信州日本一の大焼肉まつり」や11月2日(土)「下伊那農業高校文化祭 稲丘祭」、11月16日(土)の「飯田線秘境駅号 おもてなしイベント」への出展も行っており、今秋はさまざまな地域で活躍を見せています。今後もファーマーズマーケットをはじめとするさまざまなイベントへの出展、下伊那農業高校や東京農業大学との連携などその活躍に要注目です。協議会のインスタグラムに逐一情報を更新していますので、南信州伝統野菜協議会をぜひ応援してください!

Instagram:https://www.instagram.com/minaveg.fm0907?igsh=dTVoNnA3dzg4MTMw

この記事に関するお問い合わせ先:
南信州地域振興局 南信州農業農村支援センター 技術経営普及課(0265-53-0437)

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