11月19日（日）に黒田人形浄瑠璃伝承館で、第41回伊那人形芝居公演が行われました。

伊那谷の早稲田人形保存会、古田人形芝居保存会、今田人形座、黒田人形保存会のほか、箕輪西小学校古田人形クラブ、高陵中学校黒田人形部による計６団体の出演がありました。

様々な世代や市町村の方が一堂に会して行われるこの公演は、伝統芸能の文化が大切に継承されているこの地域ならでは！

（早稲田人形保存会による「三番叟」の様子）

先日の丘のまちフェスティバルで私は人形にはじめて触れ、その難しさを実感したところ。

公演でみた一つ一つの細かなしぐさに圧倒されました！

（今田人形座による「壺阪霊験記　山の段」の様子）

細かな息遣いや、話すときのしぐさ、相槌など動作が、人形を操る３人の息を合わせて行われていると思うと驚きです。

つい見入ってしまうので、人形が独りでに動いているように見えてしまうほど…。

（黒田人形保存会による「傾城阿波の鳴門　巡礼歌の段」の様子）

太夫の語りや三味線の音も重なり、ドキドキわくわくしながら公演を楽しませていただきました。

今回の公演では、南信州民俗芸能パートナー企業である飯田信用金庫様に駐車場案内等のボランティアにご協力いただきました。

人形芝居の担い手であるご家族のため、自分たちの地域のために、「ここは自分が行かねば！」と手を挙げてくださったそうです。

ありがとうございました！

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