2013.04.09 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
飯田市上久堅の『北田遺跡』って?
地域政策課のKKです
今回は私の地元にある史跡をご紹介します。
飯田市上久堅原平の北田地籍にあることから『北田遺跡』と言います。
北田遺跡は縄文時代から古墳時代の大集落遺跡です。
以前から地元では土器・石器の出る場所と知られ、昭和61年の農業構造改善事業に先立ち、記録保存のため発掘調査が行われました。結果、多数の住居や土器・土石が発掘され、伊那谷有数の遺跡として注目されました。
そこで、地区自治会では地区全戸からの協力を得て、史跡公園として整備しました。
縄文時代中期の住居(約4,500年前)
古墳時代後期の住居(約1,300年前)
現在も、地区民から茅の提供及び葺き替え作業を行い、保全・管理に努めています
少し田舎ですが、道路は整備されていますので、これから春の散策をしながら、是非、飯田市上久堅「北田遺跡」においでください
※次回は、上久堅のもう一つの名所『神之峰』について、レポートしたいと思います。
奥のテレビ棟が見えるのが『神之峰』です
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