2022.03.30 [ 南信州の林業 ]
「県産材を使って素敵な公共サイン(看板)を設置しました ~『長野県森林づくり県民税』活用例のご紹介~」
みなさん こんにちは。林務課林産係です。
朝夕の冷え込みがほとんどなくなり、もうすぐ若葉のころです。ただ一日の寒暖の差は大きいので、まだまだ温泉などが気持ち良い季節です。
(売木村「こまどりの湯」に設置された公共サイン。村内産のヒノキを使用。)
今回は、森林税(長野県森林づくり県民税)を活用して地域産材を使った公共サインを設置したのでご紹介します。
①売木村の「こまどりの湯」、②道の駅「南信州うるぎ」、③喬木村の九十九谷森林公園の3か所に看板が出来ました。
(公共サインは英語併記をしています)
外国の人たちに少しでも便利に観光してもらえるように公共サインは多言語表記にしています。
看板を設置した3か所がそれぞれ素敵な観光スポットなので、コロナ禍が落ち着いたら大勢の方々に観光に来て楽しんでもらえたら嬉しいです。
デザインは、車イスの方やお子さんが見やすい高さや、視覚障がい者の方に安全な形(例:案内板への衝突防止のため支柱を両端に設置)に作られています。
英語併記でスタイリッシュな雰囲気ながら、枠に県産材を使っていることで、温かみや親しみのある仕上がりとなっています。
続いて、喬木村の「九十九谷森林公園」の設置例をご紹介します。
(全て南信州産の木材で作られた案内サイン)
森林公園の空間にとても馴染んでいます。
八角の支柱も多方向表示をする上で機能的かつ格好いいです。
新設した公共サインは木目等、木の美しさが感じられるデザインで、ピクトグラム(東京五輪で話題になりました)で英語圏以外の外国の方にも分かりやすいです。
このとおり、看板(公共サイン)もリニューアルされ、今年の花の時期は、より素敵な森林空間となって皆さんをお迎えしてくれるはずです。
(当公園で一押しの「くりんそう園」例年5月下旬が見ごろです。)
九十九谷森林公園は令和2年7月豪雨で被災しましたが、復旧工事が今年3月に完了しました。
(被災した当時の状況)
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