2018.02.05 [ 南信州の林業 ]
林道工事日誌②[コンクリート路面工]
こんにちは。林務課のMです。
1月は厳しい寒さが続き、街中が雪景色となる日も多くなりました。
温泉が恋しい毎日です。
さて、先日ご紹介した千遠線ですが、年末に竣工し、今年度工事を無事に終えることができました。
のり枠内の吹き付けも完了し、春を待っています…。
さあ本題に入ります。
今回はその千遠線でも施工している、路面工のお話です。
千遠線の現在の工事箇所では、車両の安全かつ円滑な通行を確保し、また降雨による路面浸食の発生を防止するために、コンクリートによる路面工を行っています。
コンクリートはアスファルトと比べて養生期間が長いため、アスファルト舗装よりも工事から通行可能になるまでに時間がかかります。
しかし、高耐久性・長寿命なことから「維持管理コストを低く抑えられる」、国内生産できるセメントが原料であるため「材料の安定供給が可能」などの利点もあります。
↑コンクリート養生の様子です。
表面の乾燥や急激な温度変化はひび割れなどの原因となるため、
ブルーシートで覆ったり、気温の低い時期はヒーターで暖めたりと、様々な工夫がされています。
↑完成時の写真です。
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