「野遊び御膳」
　・村の豆とうふ　・山里の彩りサラダ　・村内産小麦の蒸し焼パン
　・石臼挽十割そば又は御前そば　・韃靼そば粉のお菓子　・有機の抹茶　

　３つの星レストランに登録いただいた「職人館」に伺ってきました。

　館主の北沢さんは一昨年、食文化の発展に貢献した料理人を表彰する農林水産省の「料理マスターズ」に、全国７人が選ばれたうちの１人。村の生産者の方との縁を通して地元の食材を広く紹介されています。
　　

とても彩がきれいでボリュームたっぷりのサラダ。
　なんと１８種類もの野菜が使われていて、３つの星レストランの野菜の基準量『調理前で１４０ｇ』が、ほとんど生野菜としてサラダで使われているのです！

　というのも、「村の自然が既においしく調理してくれている食材には、あまり手を加えないのが一番の料理法」という北沢さん。

　酢を効かせたシンプルなドレッシングで塩分も控えめ、採れたての自然の野菜の香りや甘み、苦味を楽しむことができます。

５月に伺った時には、ふきのとうやイタドリの芽など季節を感じる食材がサラダに使われていました。
　豆腐には花山椒、パンには紅葉笠、そばはふきの葉の器に盛られ、さらに、デザートの韃靼そば粉のお菓子にはアスパラのソース。
　料理いっぱいに村の季節を感じることができます。

「人の縁がよければ食も良い縁が長く続く」
　無農薬野菜生産者や高齢者農家、豆腐づくりの会など、北沢さんと村の方々との縁により、その季節の食材が村内で調達されています。
　村内産のそば粉を使った手打ちそばは、これもまた人の縁で調達している特注のオリジナルの塩でいただくのがおすすめだそうです。（少量だけですが、塩分は計算に入っているので大丈夫！）

古民家を改装したお店の雰囲気と、窓から見えるのどかな景色に思わず時間を忘れてしまいます。
　村の魅力がいっぱいにつまった料理を召し上がりに、ぜひ足を運んでください♪

　【住所】
　　〒384-2205長野県佐久市春日3250-3