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新館長着任時のご挨拶「県立長野図書館の皆さまへ」を掲載します

県立長野図書館の皆さん、おはようございます。

ただいまご紹介いただきました森いづみです。
この度、平賀前館長の後任として、県立長野図書館長をさせていただくことになりました。
一言、抱負をお話しさせていただきます。

まずは、「直接サービス」を行う図書館についてお話します。
先日、平賀前館長から引継ぎを受けましたが、ランチタイムも含めて、みっちり6時間ありました(笑)。頭がぱんぱんになった状態で2階へ行き、利用者カードを作ってもらいました。
その時対応してくれた方は・・・もちろん、私のことは知らなかったわけですが、とてもニコやかに過不足なく、適切な案内をしてくれました。
私にとって初めての県立長野図書館の利用体験が、気持ち良いものであったことを、とても嬉しく感じています。ありがとうございました。

一方、釈迦に説法ですが、県立長野図書館は、直接図書館に来る人達ばかりではなく、「図書館なんて知らない、興味ない」という人も含めて、県民の方たち全てを対象とした「間接サービス」のあり方を考える必要があります。

世界は今、新型コロナウィルスと闘っています。
感染拡大防止に世界中・日本中が人類の英知を掛けて取り組み、私たち一人ひとりに協力が求められている今、なかなか思うように直接サービスをすることができない状況になっています。
皆さんも、「図書館の存在意義って何?」「こういう時こそできることは?」と考え、話し合い、実践してきたのではないでしょうか。

私の座右の銘は「ピンチはチャンス!」です。「災い転じて福となす」ということわざもあるように、「危機的状況」において、ただ対症療法を施すだけではなく、新しい発想・新しい挑戦をするチャンスと捉えることもできると思っています。

例えば、3階の「信州・学び創造ラボ」で「信州発・これからの図書館フォーラム」の予告編(※1)をオンラインで開催したことは、通信環境に課題はあったものの、新しい試みとして「ラボ」の名にふさわしい実践でした。
また、北海道博物館の呼び掛けで、全国に広まりつつある「おうちミュージアム」(※2)は、新たに公開した「信州 ナレッジスクエア(※3)」の可能性を考えるヒントになりそうです。
「信州 知の連携フォーラム(※4)」で実践してきた、長野県内の文化施設によるMLA連携(※5)の事業としても、取り組めることがあるのではないでしょうか。

一人一人が、一館一館が、単独ではなく、ネットワークを介して、長野県全域にどのようなサービスを届けられるのか。そして受身なだけではなく、一緒に考え・創っていく県民の方たちと、どのように協働できるのか、実践するチャンスの時だと思うのです。

自粛ムードで閉塞感に陥りがちな時こそ、まず私たちスタッフが生き生きと楽しく仕事ができることが大事です。
これから皆さんと一緒に、そして多くの人たちと一緒に、県立長野図書館を通した、「しあわせ信州(※6)」を形にしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。
(2020.4.1)

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