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「この山どこの山?描かれた信州の山大捜索!」


2019.3.9(土)

現在新館建設中の”放浪の美術館”(笑)である長野県信濃美術館とのコラボ企画にはなんと97人もの方にお集まりいただきました。

信濃美術館収蔵の絵画に描かれた山々がいったいどこのまちのどこから描かれたのかをみんなで探っちゃおうというアート?イベント「この山どこの山?描かれた信州の山大捜索!」
http://www.library.pref.nagano.jp/ucdl_190309

本当に信州の方々にとってふるさとの山は一大事!パネラーも「まあ、それぞれの思いに委ねた方がロマンがあっていいじゃない」と収めるしかないという、参加者交えた白熱教室wで気温上昇、山登りしたみたいに汗かきました(笑)。

地質学が専門の学芸員は「私が地質学を志すことになったのは、県立図書館をつくった保科百助のおかげ」と麦わら帽の保科百助扮装で法螺貝を吹き鳴らし、世界を歩く若手カメラマン、山小屋で働くテキスタイルデザイナー、唯一の信州生まれは小諸市博学芸員…とパネラーだけでも議論は収まらないのですが(笑)。

ナレッジラボUCDL(ウチデル)に備えた大画面65インチタッチパネルディスプレイでGoogleEarthを操り皆様の仮説に従い絵と同じ風景を探すというのが当館カンチョーの役割。
ホントはじっくり各種資料も渉猟していただきたいところでありますが、web情報の迅速に仮説を検証しつつ当たりをつけられるパワーはすごいですね。

同じ山でも見る場所によって全然違う。ふるさとのまちから見える姿がイチバン!
ウォームアップに選ばれた浅間山はまだ「ここで確定!」と探す余裕がありましたが、どこの山か手がかりが少ないものは「これは霧ヶ峰から見た八ヶ岳だ」「いや、小海から見た八ヶ岳よ」「伊那から見た仙丈ケ岳じゃないのか?」と仮説を追うのも無理なほどにヒートアップ(笑)

これは信州人のツボにはまる企画、またいつかやりたいですね!

  

 

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