林務課です！

上伊那地域振興局では、管内市町村が実施する林道開設・改良等の事業に対して、交付金

・補助金を交付しています。

今回は、伊那市の『林道南アルプス線』を紹介します。

林道南アルプス線は、山梨県と長野県を結ぶ林道です。

１９６６年から１９７９年まで森林開発公団によりスーパー林道として開設されました。

当時は、自然保護に対する社会的気運が盛り上がっていて、開通するまでには、様々なハ

ードルを越える必要がありました。

現在長野県側では、伊那市の仙流荘から北沢峠までバスで約１時間ほどで結ばれており、

年間５万人ほどの登山客でにぎわっています。

また、開通から４０年近く経過したことから林道の補修が必要な部分も出てきています。

そのため、バス及び歩行者の安全な通行のため、必要な個所は補修工事を行っています。

平成２８年度改良工事で落石防止網を設置

林道からの眺めも素晴らしいですが、林道沿線では、春にはシナノコザクラ・ホテイラン

等の希少植物に出会うことができました。

シナノコザクラ

ホテイラン

市営バスは、１１月まで運行していますので、これからの夏山、秋の紅葉まで様々な植物

・動物と出会うことができます。

あなたの『アルバム』に林道南アルプス線から見える景色を「ひとコマ」を加えてみては

いかがでしょうか。