上伊那で頑張る林業事業体紹介シリーズ

今回紹介する方は、駒ヶ根市の「特定非営利活動法人 森林環境」に勤務する長瀨敬明（ながせたかあき）さん。

東京都出身で、入社１年目の元気な若者です。

長瀨さんは東京で、林業とはまったく関係の無い仕事に就いていました。

しかし、整備された森林を子供の頃に見た時から、自然と触れ合う仕事をしたいと考えていた長瀨さんは、５年間務めた仕事を辞めて木曽郡木曽町の長野県林業大学校へ入学し、森林・林業について学びました。

そして、林業大学校在学中に、特定非営利活動法人 森林環境で研修をしたことをきっかけに、同社への入社を決めたそうです。

主に伐倒作業に従事していて、伐倒した後に山の中に光が差し込んだときが最高に気持ちいいとのことで、日々、現在の仕事にやりがいや楽しさを感じているそうです。

「地主の利益や気持ちを第一」に考えながら山づくりをしている、と語る長瀨さん。そうした山づくりから、災害に強い森林や生物多様性の高い森林づくりが出来る、と考えて作業を行っているそうです。

将来の上伊那地域の林業を引っ張っていく、若い力の活躍を期待しています。

上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。 

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ（ＵＲＬは以下のとおり）からご覧ください。
　http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h26.html