上田地域振興局です。

令和５年１月11（水）～12日（木）までの２日間「しあわせ信州移動知事室（上田地域）」が開催され、阿部知事が上田地域の皆様との意見交換や視察を行いました。

つなぐ棚田遺産（農林水産省）に選定された「稲倉の棚田（上田市）」の保全活動を行っている、稲倉の棚田保全委員会を訪問しました。

まずは、棚田を視察。

素晴らしい景観に冬の寒さも忘れた？阿部知事は、
棚田の景観を拝見しながら久保田委員長から保全活動の概要をお聞きしました。

素晴らしい景観をバックに、記念撮影。

引き続いて、暖かい室内に移動して意見交換です。

まずは、同委員会から知事にうれしい報告。

稲倉の棚田保全委員会が、
これまでの棚田の保全活動を通じた都市農村交流活動や
地域づくりに対する功績が認められ、
令和４年農林水産祭「むらづくり部門」において『天皇杯』を受賞されたとのこと。

阿部知事からは、
「長年の努力の成果であり、ご苦労も多いとは思いますが引続きがんばっていただきたい」
とお祝いとエールの言葉がありました。

続いて、
同委員会と棚田パートナーシップ協定を結び保全活動を支援いただいている、
㈱八十二銀行、信州ハム㈱、千曲バス㈱　と一緒に、
棚田の保全活動について意見交換です。

各企業の皆さまからは、
稲倉の棚田に感じた魅力や支援に至ったきっかけ、
これまでいただいた支援内容のほか、

これからの支援として思い描いていただいている内容について、
ご説明いただきました。

阿部知事からは、
棚田を守る保全委員会や各企業の皆さまへ感謝するとともに、

今後の棚田の活用策として、
不登校や発達障害の児童の農作業体験への受入れや、
インバウンドの観光ツールとしての活用などについて提案し、
保全委員会や企業の皆さまと活発に意見交換させていただきました。

地域振興局としましても、
同委員会の活動や企業との連携について、
他の中山間地域の活性化対策の参考とさせていだだくとともに、
今後も引き続き稲倉の保全活動を支援してまいりたいと思います。