2014.01.01 [ 総務管理課 ]
明けましておめでとうございます
「じょうしょう気流」をご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年はいろんなニュースがありました。今年はどんな年になるでしょうか。皆様にとって幸多い年となりますよう、お祈りいたします。
私事になりますが、昨年(といってもつい先日)、「じょうしょう気流」は50万アクセスを達成しました。ちょっと自慢させてもらうと、長野県の地方事務所が持つブログの中で、日々のアクセス数500件以上、総アクセス数50万以上というのは、はっきり言って断トツの数字です。
人口では10圏域で5番目の上小地域でどうしてこんなにアクセスがあるのか、私たちにもわかりませんが、この地域の話題の豊富さや、人々が地域に寄せる関心が積み重なった結果なのではないかと思います。
皆様にご覧いただくことが何よりも私たちの励みになりますので、どうか今後とも「じょうしょう気流」をよろしくお願いいたします。
2014年は午(うま)年、ということで、写真は上田市横町の伊勢宮大神宮に祀られている白馬像です。
このブログにも何度か登場しており、どんな由来があるのか調べたこともありますが、資料が残っていないということで、その時は何もわかりませんでした。今回人づてではありますが、地域の歴史に詳しい方からお話をお聞きすることができました。
それによると、神様を乗せてくる白馬を御神馬といい、昔は大きな神社には本物の馬が飼われていたそうです。馬の前には賽銭箱が置かれ、参拝人は餌代にと、銭を投げ入れていったといいます。
この話をしてくれた八十歳代の方が若いころは、近所の八幡神社にも生きた御神馬がいて、餌をやりに行ったことがあるとのこと。
横町伊勢宮の白馬像はいつごろできたものかわからないが、昭和の終わりごろあまりに古くボロボロになっていたので、世話人さんたちが白い紙を貼って四苦八苦して直していたということでした。少なくとも四半世紀を超える歴史があるということですね。
確かに馬と神社は関係が深いようで、太平洋戦争による徴発で激減した木曽馬が血統を残すことができたのも、神社に御神馬として残されていた牝馬がいたからだということです。
しかし現在では本物はもちろん作り物の御神馬もめったに見ることはできず、長野県の御神馬で検索してみても、穂高神社、有明山神社、住吉神社(いずれも安曇野市)がヒットしたくらいでした。
写真で見るそれらの御神馬は鞍(くら)やあぶみを着け、勇壮で、いかにも神様の乗り物といった雰囲気です。
一方、我が横町伊勢宮の御神馬はほとんど裸馬で、足も細く、重い神様は乗せられそうにありません。しかし大きな黒い目と静かなたたずまいは何やらミステリアスな雰囲気を漂わせており、神通力を身に付けているような気がしないでもありません。
そういえば横町伊勢宮から200メートルほど南には、馬の像がトレードマークのレストラン、ビッグパスチャーがあります(新年は2日から営業との事です)。
12年に一度の午年。馬が祀られた神社に参拝して、馬の像が目印のレストランで食事をすれば、何か御利益があるかもしれませんよ。
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