上田地域振興局林務課のKKです。

林野庁及び消防庁が実施する「令和２年全国山火事予防運動」（３月１日から７日まで）に合わせ、県では、林野火災の発生の多い３月から５月末までを「春の山火事予防運動期間」と定め、その中でも例年林野火災が多発する次の期間を「春の山火事予防特別強化月間」と定めて、山火事を発生させない徹底した予防対策、周知・普及活動の強化に取り組んでいます。

「春の山火事予防特別強化月間」

令和２年３月９日(月)から４月10日(金)まで

当地域では、例年、特別強化月間の始まりにあたり、上田地域広域連合消防本部、市町村、東信森林管理署などとともに、地域住民の皆さんに山火事予防を呼びかける｢山火事予防パレード｣を行うこととしています。

因みに昨年のパレードは、移動知事室の期間中に行われましたが、以下のとおりです。

今年も３月11日にパレードの出発式を上田合同庁舎で行い、その後、上田駅前までパレードをする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、パレード及び出発式を中止することとし、各主体が感染拡大防止に配慮しながら、それぞれの業務の中で広報パトロールなどの予防啓発活動を行うこととします。

今年の冬(12月から２月まで)は記録的な暖冬で、北日本の日本海側で平年の44％、東日本の日本海側で平年の７％にとどまるほど雪が少なく、温かくなるのが早いので、山火事には特に注意が必要です。

３月はお彼岸の時期を中心に屋外で火をつけることが増え、農作業の準備も始まる時期です。

①枯草等のある火災の起こりやすい場所や強風・乾燥時はたき火をしないこと。

②火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること。

以上の２点にくれぐれも気を付けていただいて、山菜取りやハイキング等で野山にお出かけの際にも、火の取り扱いには十分注意してください。