2013.10.04 [ 農業農村支援センター ]
上小地域の花紹介(その2) グラジオラスについて
農政課のFです
今回は、上小地域が長野県で生産量1位の花グラジオラスについて紹介します。
昨年度は200万本の出荷量がありました。
グラジオラスについての豆知識ですが、
アヤメ科、グラジオラス属
グラジオラスの名前の由来は、古代ローマの剣であるグラデイウスに由来し、(ラテン語で「剣」)葉が剣に似ていることが根拠と言われています。
日本では明治時代に輸入され、栽培が開始されました。
グラジオラスの花言葉は勝利・密会・用心などがあります。
上小の花紹介の第2回目は、JA信州うえだグラジオラス部会長の中村 等さんを訪ねてお話を伺いました。
取材したのは8月2日です。
掲載するのが遅くなりました。中村さん、ごめんなさい。
昭和30年代からお父さんがグラジオラスを栽培を始め、中村さんはその後、お父さんからグラジオラスの栽培を引き継いだということです。
グラジオラスは同じ土地で継続して栽培できないので、グラジオラスを栽培した土地では、次の年は、水稲を栽培し、水稲、グラジオラスを交互に栽培していくそうです。
グラジオラスは球根を植えた時期によって、開花時期が変わってくるので、ほ場を定植時期ごとに分けて、4月、5月、6月、7月まで定植し、10月まで長期間出荷していくということでした。
4月に植えたものについては、出荷が終わっていましたが、5月に植えたものが、つぼみが出始めているところでした。
【4月に定植:出荷は終わりです】 【こちらは6月に球根を植えたものです】
上小地域には昔からオリジナル品種がありましたが、現在の代表的な品種は、桃山、(ピンク色)熟柿(名前のとおり熟した柿のような鮮やかな朱色)、夕映(夕映えの空を連想させるオレンジ。)などの品種があります。
中村さんは、このようなオリジナル品種を今後も大事にしていきたいと話されていました。
【こちらは、7月に植えた状態のものです】
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