じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小の素敵な建物①(常田保育園)

ウイリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年~1964年)が設計した常田保育園です。

ヴォーリズは明治から昭和にかけて日本で活躍したアメリカ人建築家です。

彼は米コロラド大で建築を学び、1905年に滋賀県に高校の英語教師として来日し、3年後の1908年から建築家として活動を始めます。

実業家としても活躍し、メンタームでお馴染みの近江兄弟社の創立者の一員でもあります。

彼の作品は現在も日本中に多く残されていますが、洗練されたデザインの洋館建築を得意とし、クリスチャンだったヴォーリズは教会や学校建築などを多く手掛けています。

夏には避暑のため軽井沢で設計活動を行っており旧軽井沢の彼の設計事務所があった場所には現在はミカドコーヒーの建物が建っておりヴォーリズの作風が色濃く出ていると言われています。

そんなヴォーリズの作品がこの上田の地にもあると聞き、早速カメラを片手に撮影してきました。

外観はシックなレトロ洋館風で決して主張しすぎることなく見事に街の景観に溶け込んでいます。

上田駅や合同庁舎からも近い場所ですので、是非ご覧になって下さい。

(建築課コナン)

住所:上田市常田2-30-17

 

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