こんにちは、環境課のHKです。

 上小管内の幹線道路沿いで「ごみのポイ捨てをしないでね！」と、地域をやさしく見守ってくれている「ごみ無し地蔵」。

先日、青木村の修那羅峠（県道丸子信州新線）沿いの空き地に「ごみ無し地蔵」を設置しました。青木村では２体目、上小管内では１５体目となります。    「ごみ無し地蔵」は、ごみのポイ捨て防止として長和町が始めたユニークな取り組みで、不法投棄の常習箇所に、ごみを捨てにくい環境にしようと間伐材を利用した木製の「お地蔵さん」を置いたものです。

設置箇所ではごみが減少したという効果があったことから、長和町内に設置が広がり、さらに昨年からは上小管内の全ての市町村でごみ無し地蔵の設置が始まりました。

 当日は、青木村の北村村長さん、県の不法投棄監視連絡員で村議会の内藤議長さん、地元の入田沢区の若林区長さん、地方事務所の中村環境課長が看板の杭打ちを行いました。

設置後のあいさつで、村長さんからは、 「修那羅峠は青木村の北の玄関口、これを機に、村としても村内の美化活動につなげていきたい。」 、監視連絡員さんからは、 「以前設置した国道沿いのゴミ去り地蔵は効果があったので、不法投棄の多いこの場所も効果に期待しつつ監視を続けたい。」 、区長さんからは 「地元として大事に管理して、ごみが捨てられないように見守っていきたい。」 と、その効果に期待が寄せられました。

過去、国道143号線沿いに設置された「ゴミ去り地蔵」は、当時の青木中学校の生徒たちが、環境学習の一環でゴミの勉強をしながら設置したもので、それから何年間も変わらぬ姿で地域を見守っています。

新たなお地蔵さんの効果と、地域の皆さんの御協力によって、ポイ捨ての無いきれいな上小地域になることを期待し、今後の不法投棄対策につなげていきたいと考えています.