2025.09.19 [ 福祉歴史職員のみつけた情報コーナー上田保健福祉事務所 ]
上田城櫓ライトアップ 点灯式
こんにちは ふくし課のおさかちんと申します。
上田に来て初めての投稿となります。
以後お見知りおきください。
昨日の薄暮、上田城の南櫓と西櫓にオレンジとブルーの色にライトアップされると聞き、仕事が終わってからレンタルサイクルに乗り、急いで駆けつけました。
薄暗くなった上田城櫓下芝生広場で、ライトアップ式が行われました。
オレンジ 認知症のシンボルカラー
ブルー 手話言語を象徴する色
上田市は、今年7月に「認知症とともに生きるまち・うえだ 希望都市宣言」を宣言しています。
認知症は、誰でもなりうる本当に身近な病です。
かくいう私自身の亡くなった両親は、アルツハイマー認知症を患い、晩年は介護を受けることとなり、本人も家族も大変苦労した経験があります。
上田市では、認知症になっても住み慣れた地域で生きがいと希望をもち、当事者の意思と権利が大切にされて、安心して自分らしく暮らし続ける社会の実現を目指しています。
〔宣言文(一部)〕
私たち上田市民一人ひとりは、
1 誰でもどんな状態であっても自分の思いを大切にし、希望をもって私らしく歩みます
1 認知症の人を正しく理解し、子どもから大人まで立場を超えてつながり、ともに歩みます
1 ずくをだし、集い・笑い・よく働き、食に気をつけ誰もが認知症に備えます
1 認知症を誰もが自分ごととしてとらえ、互いに尊重し、支え合い、安心して暮らせるまちをともにつくります
また、上田市は「うえだ手話言語・情報コミュニケーション条例」を令和2年(2020年)に制定し、手話言語の普及や障がい特性に応じた多様なコミュニケーション手段が利用される環境整備を進めています。おりしも今年の11月には東京2025デフリンピックが開催される予定で、手話言語が注目されています。
ちょうど、9月21日の「認知症の日」と9月23日の「手話言語の国際デー」に合わせて、今回、上田城の櫓をそれぞれのシンボルカラーでライトアップされたことで、誰もが互いに尊重し、支え会える温かい社会について、一人ひとりが考えるきっかけになればと思います。
ライトアップの式典では、上田市長、関係者の挨拶と共に、信州上田おもてなし武将隊の真田幸村公と真田十勇士の猿飛佐助が式典に招かれ、築城後400年を経て初めて徳川カラーであるブルーと真田カラーであるオレンジにライトアップされ、ともに手を携えてよい世を作ることができることをうれしく思うと、あいさつをされ、参加者一同おおいに盛り上がりました。
ライトアップは、9月27日(土)まで行われる予定です。
ぜひ、上田城の城下まで来ていただき、ライトアップされた櫓を背景に記念撮影をしてSNSで拡散してください。
また、9月28日(日)には、認知症啓発イベントが上田市丸子文化会館で開催されますので、こちらにもぜひ足を運んでみてください。申込は不要です。
これを機会に、仕事以外でも面白い話題を投稿してみたいと思いました。
おさかちんでした。
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