2013.03.09 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
おまけのつーリスと(その8)
某所のMです。
前回(その7)から、寡作状態に入ってしまい、愛読者のみなさまには申し訳ございません。
この数ヶ月の間には、なんと、「じょうしょう気流」の20万アクセス達成がありまして(拍手、パチパチ)、そのことが信濃毎日新聞の記事に載るというW快挙がありました。(再度、拍手)
そんな「前説」を受けての「おまけのつーリスと(その8)」です。
※ 「寡作」が転じて、「佳作」になればよいのですが・・・・。よろしくおつきあいくださいませ~。
前回(その7) では、まち歩きの途中に、上田市袋町で見つけた喫茶店「ニュービーナス」に入るあたりまで書きました。
この日、わたしたちが目指していた「木の実」は、たまたま時間休みを取られており、残念ながら入店できませんでした。
日中の静かな袋町、閉まっている「木の実」のドアの前で、わたしたちは、「あぁ、どうしよう、どうしようか~。」「どこか、座れるところはないかしらん。」などと口々に騒いでいました。
まるで迷宮の中に迷い込んだ冒険団のように。
※ 実はそれほど切迫感はありません、何せ、ここは上田の街のどまんなか、しかも陽はまだ頭の上です。すっかり安心しきっておりました。
すると、通りすがりの女性が、わたしたちに声をかけてくださいました。
「あのぉ、もし喫茶店をお探しでしたら、あちらにありますよ。」
あとでお話をうかがったところ、このかたは、路上でなにやら大声で「喫茶店、喫茶店」と騒いでいる不思議な一団を見かけて、気になりながらも、いったんその場を離れたのだそうです。
しかし、喫茶店を探しているわたしたちを見ていたときから、「何か手助けしてあげたい。」と思っていたのだそうです。その方が、歩いて行った先に「ニュービーナス」はあったのです。
お店の看板を見かけて、この方は、わたしたちを呼びに、すぐに戻って来られました。
そして、まさかというか、驚き!、なんですが、このかたは、「ニュービーナス」をあらかじめ知っていたわけでもなんでもなく、この日たまたま見つけたのだそうです。
まさに「りす旅ノ七条」を地で行く、わたしたちなのでした。
つづく
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