DOG「MMさんお待たせしました。やっと東御市の回文ができたよ」
MM「すみません、いったい何の話ですか」
「上小地域の市町村名で回文を作るというシリーズがあったじゃないか」
「そういえばそんなこともありましたね。前回から何か月も経っているので、すっかり忘れていました」
「ひどいなあ。こっちは暇さえあれば＜とうみ＞の３文字を頭に浮かべて考えていたのに」
「それであんなにボーっとしていたんですか」
「そう、すべてこのブログのためだったんだよ」
「本当ですか？」
「それでは、東御市の回文を発表します。

とうとう東御、うとうとうと
（とうとうとうみうとうとうと）

うとうとしているうちに、私は東御市に到着しようとしている」

「・・・手抜きですか？」
「違うよ！　この回文にはちゃんと背景があってだね。
～東御市出身で、この春東御市の企業に就職した新社会人のＡさんが、初めての出張で東京の幕張で開催された見本市に出席した帰り、上田駅で新幹線からしなの鉄道に乗り換えて、もうすぐ田中駅に着くというとき、上手く顧客の対応ができたという安堵感と、見覚えのあるしなの鉄道に乗っているという安心感から、ついうとうとしてしまった～
という情景を描いた、ちょっと良い話系の回文なんだよ」
「なるほど。背景を想像して読み返すと、確かに情景が浮かんで来るような気がします」
「でしょ？」
「これはつまり、DOGさんが上田で飲んだ後に長野に帰ろうとしたところ、爆睡していたので長野駅で折り返してしまい、そのまま東御市まで乗って来てしまった時のことを表現した、ちょっと良い話系の回文なんですね」
「良くないよ！　いや、確かに去年寝入って長野駅で折り返したのは事実だけど、あの時は屋代駅で目が覚めて、あわてて降りたから」
「最終が過ぎていたので、タクシーで帰ったんでしたっけ」
「そうそう。新幹線に乗って帰ればよかったと、何度悔やんだことか・・・そのことはもういいよ。とにかくこれで何とか、上小地域の４市町村の回文ができました」
「上小地域でよかったですね。４つしかないし。市町村名が皆３文字だし」
「そうそう。野沢温泉村とか南相木村が上小じゃなくて良かったよ。でも他の市町村でも結構できると思うよ。
松川の若妻（まつかわのわかつま）とか、
中野かな？（なかのかな）とか」
「他の地方事務所から怒られるからやめてください」
「じゃあうちの地方事務所の課名でもできるよ。この前Ｗ補佐からお土産でいかせんべいをもらったので考えたんだけど」
「はい」
「地域政策課、烏賊くさい席位置（ちいきせいさくかいかくさいせきいち）とか」
「課長から怒られるからやめてください！」