じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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不世出の名大関「雷電為右衛門」の生家へ行ってきました

地域政策課のOです。

東御市が生んだ歴史的人物「雷電為右衛門」の生家を訪れてきました。

雷電為右衛門という名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、江戸時代後期の力士で、当時事実上の最高位であった大関に昇進し、実に16年27場所に亘りその地位を保持し、幕内勝率9割6分という、まさしく不世出の名力士です。

その雷電の生家は東御市大石にあります。


こちらがその生家です。想像していたものより立派な建物です。

建物に入る前に、目に留まるのがこちらの「雷電の鋤(すき)石」。雷電が畑仕事の際に鋤にこの石をぶら下げて鍛錬したといわれているそうです。

生家へは開館時間内であれば入場無料で自由に入ることが出来るとのこと。
中に入ると、すぐに土俵が目に飛び込んできます。

部屋には雷電に関わる品々や記録が展示されています。

雷電が履いたものでしょうか、足袋や下駄、手形の入った扇子などが置かれています。

2階へ上ってみると先ほどの土俵を取り巻くように桟敷席があり、部屋には生家を現在のように修復した際の記録が写真として展示してあります。

この生家は雷電が生まれた当時のものではなく、雷電が出世した後に50両をかけて建て直したものですが、それでも修復する前にはこのようにボロボロだったそうです。

それを保存会の皆さんが解体し、再利用できる部材は活かしながら現在の建物に修復をされました。

生家の近くには雷電の墓があり、雷電を忍ばせるようなこうした手形の付いた墓があります。

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