じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上小の里山歩き③~上田市「虚空蔵山」編

みなさん、こんにちは! 地方事務所環境課のサイクリストKです。

上小地域の里山を散策するシリーズ3回目は、上田市の北の入口、上塩尻の背後にそびえる岩山で太郎山系の一つ「虚空蔵山」の紹介です。

登山口は塩尻小学校の北側、「座摩(ざますり)神社」から。

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アカマツ林の中を進みますが、けっこう勾配はキツイです・・・最初からこれは厳しいなと、息を整えながら坂をジグザグに登ります。

途中で休憩用のベンチがいくつかありますので、休みながら登るのが良いかと・・・。(笑)

左側に現れる「ゴーロ沢」を見ると、険しい岩山であることを実感しますね。

里山ながらロープの張ってある「露岩」部を越えたり、変化に富んだ山歩きを楽しむことができます。

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山の上部まで登ると、「兎峰」との分岐点が現れますので、ちょいと寄り道してみました。

兎峰は、虚空蔵山の山腹から飛び出ている岩の峰で、すぐ下の秋和地区から見上げると、二つの尖った耳のように見えます。

突き出した岩の突端に立って、眼下に見える上田の街の眺望が素晴らしいです!

しばらく岩の上に座って休憩、コーヒーを飲みながら、目の前に広がる風景を楽しみました。

さらに、下部に向かって伸びている岩頭まで行ってみましたが、切り立った崖の峰歩きになるので岩登りに慣れていない方には危ないです。

岩頭から振り返ると、兎峰の突端の上に虚空蔵山の山頂付近が見えます、あともう一息で山頂ですね。

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兎峰から分岐点へ引き返し、太郎山との分岐点を過ぎ、鎖場のある岩を登ると山頂(1076.9m)に到着

東の方角に目をやると、太郎山の山頂、その向こうには烏帽子岳がよく見えます。また、兎峰よりもさらに遠くまで上小地域の街並みを眺めることが出来ました。これは素晴らしいビューポイントですよ!

山頂付近はちょっとしたお花畑、この日は登山道の脇から山頂まで「ナデシコ(エゾノカワラナデシコ)」の花がたくさん咲いていました。また、山頂表示の看板の後ろには大きな「榎(エノキ)」の木があり、さらに山頂直下には「なんじゃもんじゃ」の木もあります。

「なんじゃもんじゃ」の木については、ミステリーハンター見習いKさんが、このブログで詳しく紹介されていますので、過去記事をご覧ください。 記事のリンクはこちらです。

さて、予想以上に景色が素晴らしかった虚空蔵山、上塩尻から登るほかに、太郎山からの縦走ルートもあります。

この一帯の里山、標高こそ千メートル少々ですが、市街地を見下ろすことが出来る絶景ポイントがあるので、山頂での爽快感や登った後の達成感が強いです。

昨年登った「太郎山」と、対岸の岩鼻の上にある「千曲公園」も良い眺めでした。

マイペースで楽しめる里山トレッキング、良い汗をかいて健康づくりにピッタリ、さらに地域の魅力を再発見出来るかも! 週末は「里山」へ出かけてみませんか。

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