こんにちは。上田水道管理事務所のS.A.です。
先日9月1日は「防災の日」でしたね。今回は防災に関連した内容をお届けします。
1点目、諏訪形浄水場についてです。
諏訪形浄水場では浄水池の耐震化と増設を進めていますが、増設した新浄水池が完成し、7月末より運用を開始しました。
浄水池とは、千曲川の水を取水してから、浄水場内で浄化処理をした水を場内にためておく池です。
浄水池からポンプ場や配水池へ水が流れ、皆さんのご自宅の蛇口へつながっています。
以前、紹介させていただきました、不断水工法もこの浄水池増設工事の一環です。
今回増設した新浄水池から送水管へつなぐ弁を開き、新浄水池を運用して皆様のもとへ水を届けることができるようになりました。
この浄水池の増設により、浄水をためておく量が1,200m³増加しました。
台風などの災害で千曲川からの取水ができないなど、浄水処理が困難な場合の水の供給がこれまでより約1時間増えるようになります。
これにより、復旧対応の時間が増え、断水へのリスクを下げることができます。
今後もポンプ設備等、電気機械設備の更新を進めていき、より安定的な給水に努めてまいります。
そして次に、ご自身でもできる災害への備えをご紹介します。
水道水の備蓄についてです。
長野県企業局が製造している「四ツ屋浄水場」のペットボトル水「川中島の水(非売品)」にも記載がありますが、1人1日3リットル必要といわれています。
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