7月30日、志賀高原の焼額山において、焼額山神社祭礼および焼額山開山祭が挙行されました。
当日の天気は曇り。神事は山頂の神社で行われました。
霧がかかる稚児池のほとりにある神社は、とても神秘的でした。
焼額山(標高2,009m)は、一の瀬側と奥志賀側に登山口があり、どちらからでも登れます。
一の瀬側から登って奥志賀側に下山する場合の所要時間は、次のとおりです。
「一の瀬寮前バス停」⇒徒歩約5分⇒「焼額山登山道入り口」⇒徒歩約65分⇒「焼額山山頂」⇒徒歩約60分⇒「奥志賀高原ホテルバス停」
全長約7km、標高差約400mで、およそ半日の高原トレッキングコースになっています。
山頂付近には湿原が広がっていて、約15分で散策できます。
鳥のさえずりを聞きながら、水芭蕉や苔などの間を縫う木道を歩いていくと・・・
噴火口の跡にできた稚児池にたどり着きます。池の周りには、オオシラビソやコメツガなどの原生林が広がっています。
稚児池を約半周するような形で木道が続いていて、
池のほとりでは山の植物も見られます。
(↓赤いのはモウセンゴケで、虫を捕食する植物だそうです)
池の水は、意外にも「冷たい!」と感じるほどには冷えておらず、そこそこの冷たさでした。(地熱のせいでしょうか??)
しかし、ここは山の上。高原の風は夏とは思えない涼しさで、快適でした。
志賀高原には、原生林や多くの湖沼があり、志賀高原観光協会が設定しているトレッキングコースはこの「焼額山登山コース」を含め、20コースもあるそうです。
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