北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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北信果樹冬期大学開催される

こんにちは、農政課Hからの話題提供です。

恒例による第26回を迎えた北信果樹冬期大学が冬晴れの天候(室内なので関係ないかも?)のもと去る2月18日に約80名の参加者をもって盛会に開催されたのでありました。

皆様方もご承知のとおり当北信地域の果樹生産は、農業算出額で約20%を占める農業生産の柱となっております。この中で、核果類(もも、すもも等)、りんご、ぶどうと年ごとにテーマを分けて開催しているのです。ちなみに本年度は、核果類の順となっており、主催団体である北信園芸振興協議会(うまいくだもの部会)でかねてからメインとなる講演内容について検討してまいりました。その結果、ももの生理障害対策、凍害対策ということで、県果樹試験場を通じて岡山大学の福田文夫先生を選定いただき開催の運びとなりました。(「大学」であるのでそれなりの内容とするにひと苦労‼(^_^;))

冒頭には、これも恒例により昨年の10月14日にプレスしましたりんご「秋映」コンクールの表彰式を執り行いました。このコンクールは、長野地域と合同開催ですが、11名の受賞者中、北信地域管内の6名の方への表彰を厳かに行いました。山ノ内町の湯本幸作さんが、1位の知事賞状を田中北信地方事所長から授与されました。(感動の瞬間でありました‼)以下、5名の方々が、栄えある表彰を授与者から受けられたのでありました。(めでたし。(^O^) パチパチ)

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田中北信地方事務所長から、開会にあたってのご挨拶を いただきました。

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表彰に先立ち、山岸北信農業改良普及センター所長から、厳正なる審査報告がありました。

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受賞者6名の方々です。おめでとうございます。

引き続いて、本催しであります大学のメイン講演とし、「高品質なももの生産における果実の生理障害や凍害の対策」と題し、岡山大学の福田文夫先生からお話しいただきました。高品質なももの生産について、開花日が遅いものほど果実品質がまさることの研究成果などの関心ある話題提供をいただきました。(今となっては懐かしい大学の講義を思い出されました。)

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メイン講演に、多数の生産者をはじめ農業関係者が関心をもって聴講しました。

第2部の講演として、「もも・ネクタリン有望品種の特性」、「スモモ新品種『スモモ長果1』の特性と振興方針」と題して、県果樹試験場の等々力技師、平賀技師の各氏から話題提供をいただきました。中でも、スモモの一大産地であります当地にとって新品種である「スモモ長果1」は、関心事であり、品種特性等真剣に聞き入っていました。

これを契機に将来、当地でも多数栽培されることが期待されるところです。

以上、第26回北信果樹冬期大学も関係者のご協力によりまして、盛会裏に終えることができました。誠にありがとうございました。来年は、テーマはりんごとなりますが、また盛会に開催されることを望むところです。

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