北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

ちさん探訪記~更科編~

皆様、ごきげんよう!林務課です。
「ちさん探訪記」では、井出川編に続いて治山工事の様子や森林の状況などを紹介していきます。

「まいど、ちさんマンやでぇ。今回は何を紹介してくれるん?」

ちさんマン

「今回は、中野市更科の治山工事の様子を紹介するよ。」

更科の現場では、森林の過密化により林内や沢沿いに倒木が発生するとともに、沢の浸食が進行し、下流の人家や道路に土砂が流出する恐れがありました。

更科の施工前状況

「おぉ~、これはえらいことになっとるなぁ。」

「うん。このまま森林が荒れていくと、様々な問題が起こりかねないね。」

「ちさんマン、森林が荒れるとどうなるか説明してもらえるかな?」

「任しとき!!」

「森林には、多面的機能があるんや。例えば、災害を防いだり、地球温暖化を防いだり、空気や水をきれいにしたり、生態系の保全をしたり・・・やな。だけど森林が荒れることにより、この機能の効果が弱くなってしまうんやで。また、その中でも重要な森林が「保安林」に指定されて、伐採や一部の行為が制限されているんや。」

「そうだね。説明ありがとう、ちさんマン!」

「そのためにも私たちが保安林で「治山事業」を行うことで、森林の多面的機能を守ったり、県民の生命や財産を守っていく必要があるんだね!」

ここの現場では
①本数調整伐(間伐)や倒木の処理
②県産材を利用した簡易治山施設の施工 を行いました。

①の様子

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