生地をねかせたら、生地を４つに折りたたんで細く切っていきました。

写真５：そばを切る様子

熱湯でゆがいて冷水でしめ、いよいよ須賀川そばが完成しました✨

写真６：完成した須賀川そば

食改さんからは、「須賀川そばが伝わる山ノ内町に来て、そば打ちの学習ができてよかった」、「一人でそば打ちをやるのは勇気がいるが、地域活動でもやってみたい」などの感想が聞かれました✨

～その他の研修内容～

そば打ちのほかにも、学習や交流を行いました。

（１）グループワーク

全４回のまとめとして、まず、「簡単に、おいしく、バランスのよい食事」を地域の皆さんに提案するためのグループワークを行いました。

テーマは、「若い世代に野菜を食べてもらうための料理」と「シニア世代におすすめしたい野菜を使った料理」でした。

「若い世代向けには、ロールキャベツやミルフィーユ鍋のような肉と合わせた料理にするとよいのではないか」、「シニア世代は、卵とじや魚肉ソーセージを加えてたんぱく質をプラスするとフレイル予防にもよいのではないか」などの意見が聞かれました。

今後、話し合いで出た料理について詳しくレシピを聞き、「食改さんおすすめレシピ」として普及啓発に使っていければと思います🍀

（２）保健師の講話

地域活動を進めていくためには、食改さんが心身ともに元気に活動していくことが重要ということで、「地域活動を進めるためのこころの健康」について、当所の保健師がお話しました。

ストレスチェックや、地域の健康課題でもあるアルコール（お酒）に対する体質を知るためのパッチテストを交えた講義で、皆さんとても興味をもって話を聞いていました。

「結婚や出産などのおめでたい環境の変化もストレスになりうることが意外だったが、自分の人生を振り返ると納得した」、「アルコールパッチテストの結果は、お酒に強い体質であったが、適量を心がけたいと思った」などの感想が聞かれました✨

（３）災害時の食事について

災害時にも役立つ「パッククッキング」のメリットや、炊き出しに参加する際の留意点について学習しました。

「毎年必ず１回は学習している内容だが、いざ災害が起きると慌ててしまうと思うので、日頃の準備が重要だと再認識した」、「パッククッキングは、食材や味付けを変えることでバリエーションを増やせることを学んだ。普段作る料理の中でも、災害時にパッククッキングで作れそうなものがあるか考えてみたい」などの感想が聞かれました✨

～本日の献立とまとめ～

写真７：本日の献立（須賀川そば、鶏肉と大根の煮物、高野豆腐の煮物、さつまいものミルク煮）