2015.09.28 [ アーカイブ ]
美味しい季節のはじまり
9月も半ばを過ぎ、稲刈り(はぜかけ)に追われ満身創痍の地域政策課angelaです。 シルバーウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
さて、9月12、13日は山ノ内町須賀川の「第12回 法印さんとそばの花まつり」でした。 案内看板に従って北志賀をどんどん進んでいくと、八丁原という1,000万本といわれるそばの花咲く丘にたどり着きました。絵心はありませんが、思わず描きとめてみたくなる美しい景色でした。
須賀川のそばの歴史は古く、室町から江戸初期にはたくさんのそばが栽培されていたようです。
地元に伝わる民話「法印の林」では、そばの大好きな法印さんという大変な法力を持った僧が須賀川を訪れ、あちこちの家でそばを食べたと伝えられています。
須賀川地区には現在も多くのそば店がありますが、「オヤマボクチ」(山ごぼう)をつなぎに使ったそばはコシが強く、シコシコとした喉ごしの良い仕上がりはクセになりそうです ちなみにこの日のそばは雪室(スノーパル)で低温熟成した玄そばを使用しているとのことでした。
そば粉を使って焼いた「法印焼き」(大判焼きのようなもの)は、須賀川地区で新たに考案された物ですが、中身は「ねぎみそ」「あんこ」の2種類、息子にはあんこが口にあったらしく、「もう1個、買ってきて~」と おかわりをして食べていました。 モッチリとした食感は小麦粉のそれとは違う独特なもので、素朴でいて深みのある味わいは「また食べてみたい」と思わせるものでした。 この「法印焼き」は焼くのに時間がかかるため、今のところイベント時のみの販売(1個150円)となっております。早くそば店でも食べられようになったらいいな~
須賀川地区では様々な取組みをしているのですが、地元に伝わる民話の里をでめぐるコースやトレッキングコースの整備をしており、10月4日(日)には「第1回すがかわ民話の里ウォークラリー」が開催されます。 民話が伝わる地区を廻りながらチェックポイントを通過、その早さを競うものですが、個人でもグループでも参加できます。参加料は中学生以上一人1,000円、小学生以下500円、参加賞としてそば店の割引券が進呈されるそうです。お問い合わせは すがかわ暮らし応援隊・民話の里ウォークラリー大会係・0269-33-6383 へどうぞ
そして10月24日、25日は「新そばまつり」が開催されます 場所は山ノ内町須賀川・北部公民館(北小学校近く)です。
シコシコつるつるの須賀川そばを、ゼヒご賞味ください
続きまして、シルバーウィーク初日の9月19日、飯山市戸狩温泉にて「新そば&ワインガーデン」に行ってみました。
こちらもつなぎにオヤマボクチを使っているそうで、やはりシコシコとした食感の、とっても美味しいそばでした。(なんと1杯目は無料)
須賀川との味の違いはほとんどありませんでしたが、須賀川のそばが太めだったのに対しこちらは細切りで(そば店の違いかもしれませんが)、前者が「野趣あふれる、素朴な」喉ごし、後者は「繊細で洗練された」喉ごし、と言いましょうか、どちらも素晴らしく美味しかったです
そして本日のもう一つの主役はそう、ワインです
そばと、ワインって・・・
そばを一口、シャルドネを一口含んだ時の驚くべき美味しいハーモニーに、思わず叫びたくなりました 美味しいぃぃ~
ご覧の写真は2人分ですが、「1杯無料ってあったから、どれか選ばせてもらえるのかな~」と思っていたら赤・白3種類ずつ計6杯の試飲ができるのです。
「こんなに頂いていいんですか」と聞いてしまいました。ちなみに、赤はカベルネ・ソーヴィニオン、メルロー、シラー、白はシャルドネ、ソーヴィニオン・ブラン、ヴィオニエでした。どれも本当に美味しかったですよ~
なぜ、飯山でワイン?と思われるかもしれませんが、温暖化の影響なのか、飯山市は意外に気温が高く、ワイン用のぶどうづくりに適した土地のようなのです。(あまり詳しくないのでこの程度でご勘弁を)
このイベントの企画は、飯山市で生産された農産物を加工した商品の発表の場にしよう、というもので、今年度の「地域発 元気づくり支援金」もお手伝いをさせていただいています。
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