北信地域振興局林務課です。本日は森林づくりについてお話します。

長野県では、社会貢献や環境活動にご理解をいただける企業などの皆様と、地域交流や森林整備への支援などを希望する市町村・団体などを仲介し、お互いの交流を深めながら新しい森林づくりを進める「森林（もり）の里親制度」に取り組んでいます。

７月１日(土)に木島平村のカヤの平において、里親の「株式会社モリアゲ(東京都)」様と「木島平村」により、本年４月１日に里親契約を締結した「森林（もり）の里親協定」のお披露目が行われました。

式典後には、「ブナの森」の再生を目指して、ブナの林縁に自然に発芽した稚樹を掘り採り、使用していない牧草地を森林に戻すための移植作業を行いました。

里親契約書のお披露目

ブナの掘り取り・移植

梅雨でもあり当日は小雨となりましたが、移植されたブナには恵みの雨となったようです。作業は翌日も行われ、２日間で約900本のブナの移植が完了しました。少しずつ「ブナの森づくり」が進められています。

秋にもこの「ブナの森づくり」が予定されているようです。

皆さんも、「森の女王」と呼ばれる美しいブナの森を眺めながら、気持ちの良い汗を流してみませんか？

ブナの森を目指して

参加者で記念撮影