北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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狩猟のあれこれ、ちょこっと紹介します。

こんにちは。林務課のおちょこです。

今日も豪雪地帯の景色は真っ白です。
雪景色がきれいなので個人的にすごく楽しいですが、雪かきを考えていや~な気持ちになる人も多い冬。

狩猟をやろうとしている人にとって、冬は待ちわびた時期になります。

なぜなら自由に狩猟ができる「猟期」に入るからです。

猟期は毎年11月15日から翌年2月15日までとなっていて、その間は狩猟が行われます。
今は猟期真っ只中。ハンターの皆さんは山に入って、さまざまな方法で獣を捕まえています。

そんなハンターの皆さんがどのように猟をしているのか、少しご紹介したいとおもいます。

今回は北信でよく行われる「山追い猟」についてです。

まず山追い猟というものは何なのか。

大人数で山の中にいる獣を追い詰め、追い詰めた先に銃を持つハンターの人が射撃して捕獲する方法です。

追い詰める役の人は山の中で獣をハンターの方向へ追い詰めるために大きな音を立てて歩き回り、
銃を持つハンター役の人は、見つけた獣をしとめます。

雪の中でも歩きます。追い立てる役が山へ入り…

傾斜のある場所で、獣を追います。山の中は言わずもがな雪まみれ。

そして、出てきた獣をハンターの人が捕まえる、そんな猟です。

割と単純ではありますが、人数と手間が必要な猟です。おおよそ20人以上で行うものです。
下準備には土地勘のある方が、獣がいそうな場所をチェックする手間もかかっていて、とても大変…。

そうやって頑張って、やっと1頭、2頭と、獣がとれるのです。
獣をとる数増やしてくれ~と言われても、なかなか増やせないのも納得です。

今回の山追いではカモシカ1頭が取れました。別の山追いではイノシシ1頭が捕れたとのこと。
(※この地域ではカモシカの有害鳥獣駆除に対して許可が出されていますので、違法ではありません)
捕獲したカモシカの写真はこちらから。血はあまり出ていませんが、閲覧には注意してください。

こんな風に、ハンターの人は狩猟をしています。
なかなか取れないから大変そう…と思いますが、ハンターの人たちは楽しそうに狩猟をしていました。
難しいけども捕れた時の楽しみは狩猟でしか味わえません。
もし狩猟に興味をお持ちになった方がいれば、ぜひ狩猟免許を取ってみてくださいね。

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