2021.07.21 [ 北信農業農村支援センターからのお知らせアーカイブ ]
2021北信農業農村支援センターだより④「未利用有機物を使ったお米づくりに挑戦!」
こんにちは!北信農業農村支援センターのヨシです。
北信農業農村支援センターでは、未利用有機物を水田で活用するための取り組みを行っています。
管内で生産されている、お酒🍶を造るのに適した品種「山恵錦」で、水稲ではあまり利用されていない醤油粕、酒粕を投入した栽培の実証に取り組んでいます。
この取り組みのきっかけは、中野市の生産者からの提案です。
循環型農業の一環として、原料を供給している地元の業者さんの未利用有機物を再度水田に戻して米作りができないか、との思いから醤油粕、酒粕の利用の相談をいただき、他県の事例等を参考に施肥量を検討しました。
検討をしていく中で、最初に問題となったのが有機物の散布方法です。
醤油粕はブロードキャスタが利用できましたが、酒粕は試行錯誤の結果、今回はなんと手散布となりました。
ブロードキャスタに投入された醤油粕
問題なく散布できました。
酒粕の散布は手作業で一苦労💦
来年は水に溶かすなどの工夫をしたいです。(*_*)
次年度はより効果的な散布方法を検討していくことになりました。
今のところ順調に生育しています。秋には結果をレポートします!
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