2023.05.12 [ 北信保健福祉事務所からのお知らせ ]
「不正大麻・けし撲滅運動」を実施します!
北信保健福祉事務所です
5月16日(火)から7月15日(土)までの2か月間、県内において「不正大麻・けし撲滅運動」を実施します
長野県では、不正栽培・自生する大麻・けしを撲滅するため、大麻・けしの発見や除去を実施するとともに、地域の皆さんへ大麻・けしについて正しく知ってもらうためにポスターやリーフレットで広報を行います
皆さんにも、地域で「大麻草」・「けし」を見かけたら、最寄りの保健福祉事務所(保健所)への連絡にご協力ください!
では、「大麻草」や「けし」とは、どういったものなのでしょうか
「大麻草」
幻覚を引き起こす成分を含んでいるため、「大麻取締法」により、栽培や所持などが厳しく規制されています。
アサ科の1年草本植物で、俗にいう「麻(あさ)」のことです。昔は日本の一般的な衣料原料に用いられました
種が絶えずに自生しているものも多くあります
なお、「麻」とつく植物は、大麻以外にも多数あり、大麻と間違えやすい植物に洋麻(ケナフ)があります
「けし」
春から夏にかけて、色鮮やかで美しい花を咲かせますが、麻薬の原料となるため、「あへん法」「麻薬及び向精神薬取締法」により、栽培や所持などが禁止されている種類があります
- 植えてはいけない「けし」
ケシ(ソムニフェルム種)、アツミゲシ(セティゲルム種)、ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種) - 植えてもよい「けし」
ポピー、ヒナゲシ、オニゲシ
花が美しいため、違法と知らずに、住宅の庭先などに植えられていることがあります
なお、ケシ(ソムニフェルム種)の花は、色が赤・桃・紫・白、咲き方も八重咲・一重咲と様々です
また、ハカマオニゲシとオニゲシの外観は非常によく似ており、見分け方が難しいものもあります
「大麻草」や「けし」の外観・特徴については、下記の参考ホームページ等をご覧ください
「大麻草」・植えてはいけない「けし」を見かけたら、最寄りの保健福祉事務所(保健所)に連絡をお願いします
【参考ホームページ】
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