こんにちは！総務管理課のSです。師走らしく張りつめる冷えを感じる中、12月２日に中野警察署にて開催された交通安全運動出発式がありました。
中野警察署には、交通・防犯、市町村関係者のほか、牧選手の母校中野市立中野小学校５年の児童など大勢の人が集まり、中野市出身でプロ野球・横浜ＤeＮＡベイスターズの牧秀悟選手に橋本和也中野警察署長から「安全・安心広報大使」の委嘱状・たすきが渡されました。

～牧安全・安心広報大使からのあいさつ～

「僕の大好きな地元で、犯罪や交通事故などの悲しいことがなくなるようにと、今回、安全・安心広報大使を引き受けることにしました。みなさんに僕からのお願いです。
特殊詐欺の被害に遭わないよう、電話やSNSでお金の話になったら、簡単にお金など支払うことなく、警察や家族などに相談しましょう。
今日は中野小学校のみなさんが来てくれていますが、小学生だけではなく、自転車に乗る方は全員、ヘルメットを着けるようにしてください。僕たち選手は、バッターボックスに立つ時は、自分の身を守るために必ずヘルメットを着けていますが、自転車も同じだと思います。
これから年末になり、犯罪や交通事故のほかにも、クマの被害などの心配があります。ここに集まっているボランティアのみなさんは、年末特別警戒・年末の交通安全運動に取り組んでいただきます。僕からも、犯罪や交通事故から住民のみなさんの安全・安心を守るため、ご協力をお願いいたします。」

～安全宣言～

「安全で安心して生活できる地域社会の実現は、私たちの願いです。今、私たちは中野市・山ノ内町の治安を守るため、『犯罪と交通事故をこの街からかっとばせ』を合言葉に、この地域の一人ひとりがお互いに手を取り合って、力をあわせ、日本一安全で安心な街を目指します。そして、これから先も地域安全に取り組むみなさんのことを、全力で応援していくことをここに宣言します。令和7年12月2日　横浜DeNAベイスターズ　牧秀悟」

牧選手の力強い言葉に、会場は大きな拍手で包まれました。

スローガン「犯罪と交通事故をこの街からかっとばせ！」のもと、バットを手に犯罪・交通事故と書かれたビーチボールを豪快なスイングで打つパフォーマンスを披露しました。
小学校の児童とホームランパフォーマンスの「デスターシャ」をとりながらの記念撮影が行われた後、牧大使はパトカーに乗り込み、「出発進行！」の合図とともに、白バイ隊を先頭に中野市内の巡回へ出発しました。

また、出発式後には、母校である中野市立南宮中学校を訪問し、交流活動が行われました。
学校では生徒の質問に答えキャッチボールを披露。「私の守備は鉄壁ですが、みんなの自転車を全て守ることはできません。」とユーモアを交え、「信号がある交差点はもちろん、信号がない交差点や横断歩道でも油断して飛び出すと事故に直結します。安全確認をしっかりしてほしい」と訴えられました。

中野警察署の駐車場に集まった多くの団体や市民の皆さまを前に、地域の安全を守るには、警察と市民が力を合わせることの大切さを改めて実感した一日でした。