2024.06.21 [ 暮らし・環境企画振興課教育・子育て産業・就業・移住社会基盤地域づくり・県民参加北信地域振興局からのお知らせ ]
”人口減少社会”どう活力を維持するか 市町村・県若手職員が意見交換
こんにちは。企画振興課です。
全国的に課題となる少子化・人口減少。
長野県の人口は200万人を切り、2001年のピークから20年余りで約1割が減少しました。
2050年には159万人まで減少する推計となっております。
北信地域の人口は、2020年の8.2万人から2050年には、約38.6%減の5.1万人となる見込みです。
人口減少により、社会インフラや行政サービス等の維持が困難になることが予想され、少子化・人口減少対策に加え、人口規模にあった社会システムの構築が必要になると考えられます。
本県では、県民の皆様と一体となり少子化・人口減少対策を進める「少子化・人口減少対策戦略(仮)」を策定します。
策定に当たり、県内各地で女性や若者をはじめとする地域住民や産業団体等と意見交換を行っており、北信地域振興局では初めてとなる意見交換会を6月19日に行いました。
集まったのは市役所や町村役場、北信合同庁舎などで働く若手職員18人。
「人口が減少し続けるなかで産業や地域の活力を維持するために何は必要か」をテーマに2050年のありたい未来像にむかってどうするか、グループワークで意見交換をしました。
集まった職員の普段の担当業務は企画、財政、福祉、建設など様々ですが、日頃の業務で感じることや地域住民として思うことなど、様々な観点で意見が出ました。
↑グループワークの様子
グループワークでは、2050年の望ましい姿、そのためにどうればいいかをふせんに書き、ホワイトボードに貼り出していきます。
出された意見をグループごとに発表をしました。
「効率化を図るため水道などのインフラは広域での管理を進める」
「移住者や女性が暮らしやすい社会を作るために、空き家の活用やベビーシッターなど子育て支援を充実させる」
「農業・林業等の集約化や効率化、子どもたちが地域を魅力的に感じられる教育の提供」
「負担と感じる地域活動を見直す。一方で、地域との関わりは維持して助け合える関係を築く」などなど幅広い意見が述べられました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
北信地域振興局 総務管理課
TEL:0269-23-0200
FAX:0269-23-0256