北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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「平成30年度 北信治山塾(第2回)」を開催しました(その1)

林務課のジョジョです。

7月3日に「平成30年度 北信治山塾(第2回)」を開催したので紹介します。

「毎度おなじみ、ちさんマンで~す!」 

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あっ、ちさんマン!前回のブログから少し時間が空いてしまいましたね。

「他の地域振興局や本庁などのブログにも登場しているからね。行ったり来たりで忙しいのよ!」

いろいろ登場するのは良いですけど、ブログの種類によって微妙に話し方が違いますよね。口調は統一しておいた方が良くないですか!?(笑)

「それは、君たちの横の連携の問題でしょうが!!(怒)」

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失礼しました。本題に移ります。

「北信治山塾」というのは、治山技術の交流、研鑽、情報共有及び課題解決を目的に、長野地域振興局と北信地域振興局の林務課の治山担当者が集まり、現地見学や意見交換を行うものです。

【第1回の様子はこちら】https://blog.nagano-ken.jp/hokushin/hokushin-shinkokyoku/9797.html

今回は、下水内郡栄村中条川で多数実施している治山工事の現場を見学しました。

「中条川は、平成23年3月12日の「長野県北部の地震」や、平成25年9月16日の「台風18号豪雨」で、大規模な山腹崩壊や土石流などの山地災害が発生した箇所だよね。」

そうです。最初に現場担当者から、災害の様子やこれまでの復旧工事の経過などについて説明を受けた後、完成済みの治山ダム(谷止工、床固工)、セルダム、山腹工などを見て回りました。

参加者からは、治山ダムの種別(コンクリート、ソイルセメント)の選択理由、治山ダムの天端厚の設定の考え方、コンクリート残存型枠の採用などに関して質問が出され、幅広く意見交換を行うことができました。

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また、施工中の治山ダムの現場も見学しました。現在は治山ダムを施工するのにあたり、両脇の崖地からの落石を防止して作業の安全を確保するためにモルタル吹付工を施工しています。

ここでは、施工業者の方から工事の進め方、工夫点、苦労している点などについて説明していただきました。

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「中条川ではイロイロな工事をやっているけど、オレ個人的にはセルダムが好きだな~。大雨の度に流出してくる土砂を受け止めてくれるし、平成25年9月に発生した土石流の直撃を受けても、壊れることなく膨大な量の土砂を捕捉したからね。何度も痛めつけられて全身傷だらけだけど、頑張ってる姿がゲキアツだよね!」

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そうですね。「これからも頑張ってくれよな!」っていう気持ちになりますよね。

さて、最後にドローンを使って参加者みんなで記念撮影しました(人間が小さいですが・・・)。ドローンに関しては、「その2」のブログでお伝えしますね。

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