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多くの皆様に参加をいただき、カヤの平高原で「ブナの森づくり」が行われました!

こんにちは!北信地域振興局の林務課です。

 

7月5日投稿の「カヤの平で「ブナの森づくり」に取組みました!」に続き、9月30日には森林結社モリアゲ団の皆様に加え、ソフトバンク株式会社社員の皆様、10月1日には木島平村の村民の皆様のご参加により、牧場跡地でのブナの植樹活動が行われました。

 

【9月30日】

初日は、ソフトバンクの社員とご家族の皆様も参加いただき、モリアゲ団様とともにブナの植栽をしていただきました。

ソフトバンク様は今年から全国での植樹活動を本格的に開始されており、今回は13名の皆様により、ブナの稚樹(種から発芽し生長したばかりの木)を掘り取り、将来の大きなブナ林を目指し、牧場跡地に植え替えを行いました。

植樹の先輩でもあるモリアゲ団の指導をいただきながら作業を進め、親子で参加された方々も徐々に植樹作業にも慣れ、ソフトバンク社のご協力で約300本を植樹することができました。

30日の夜には恵みの雨もあり、植樹したブナも喜んでいることと思います。

ソフトバンクの皆様、ありがとうございました!!

 

 

【10月1日】

2日目は小雨が降る天気となりましたが、モリアゲ団の方のほか、多くの木島平村の村民の方に集まっていただきました。

植樹に向かう森の中では、全国でも指折りのブナ博士といわれる長野県林業総合センター研究員の方からブナにまつわる愉快なお話を聞きながら、楽しく作業現場に向かいます。ブナの葉は降った雨を自分の幹に集める形状になっていることから、ブナの木の下にいると雨に濡れないそうで、林内ではほとんど雨にあたりません。

 

現地に到着したらいよいよ作業スタート。前回と同じくブナ林付近の稚樹を掘り取り、牧場跡地に植え替えます。発芽した場所では成長が望めない稚樹を植え替えるので、ブナにとっても私たちにとってもプラスになります。

稚樹の掘り取りはやぶの中なので、スコップがなかなか通らず皆苦戦・・・

それでも、なんとか稚樹が集まり、2日間で約1,000本の稚樹を植えることができました。(さすが経験者です!!!)

 

 

最後はみんなで記念撮影をして、今日の苦労をたたえ合いました。

今年の活動は今回で終了となりますが、来年以降もこの活動はずっと続く予定で、最終的には再生したブナ林の世界文化遺産登録を目標にしているとか!?

これからのカヤの平高原のブナ林再生に注目していきたいですね。

 

ソフトバンクの皆様、モリアゲ団の皆様ありがとうございました!!

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