北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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ジョジョの治山紀行 ~よみがえる緑の巻~

林務課のジョジョです。・・・悔しいです!!!

「どうしたどうした!?急に何だよ?」

ちさんマン、ちょっと聞いてよ!私が投稿するブログってあまり人気がなくて、、、でも同じ係の別の職員が投稿している「おやまちゃんの治山紀行」は人気で、いつもアクセスランキングの上位にいるんだよ。チクショ~!何でだよ~!!!!

「まあまあ、そんなことで騒がないでよ。落ち着いて。でも、ちゃっかりブログタイトルを真似して、人気にあやかろうとしているじゃん。。。」

ところで、「第3期森林づくり県民税」のマスコットキャラクターである「里やん」「山ちゃん」の細部運用が定められたそうで、いつの間にか公認キャラクター扱いになっていますよ。

「何だって!!俺の方が大先輩なのに、俺は非公認のままでアイツらは公認だと!?絶対認めないからな!チクショ~!何でだよ~!!!!」

まあまあ、そんなことで騒がないでよ。落ち着いて。キャラクター業界は生き残りが厳しいですね。

「少なくともあと10年以上は生き残ってやるからな!」

無理だと思いますよ。
というわけで今回は、10年ぐらい前やそれ以上前に治山工事を行った箇所が、現在どのような姿になっているのかを紹介したいと思います。

「うむ。治山工事の最終目的は、荒廃した林地に緑を回復させて、森林の持つ様々な公益的機能を発揮させることだからな。ちゃんと緑が蘇っているのかどうか、現状を確認することは大切だよな。てゆーか、ここまでの話しの前振り、強引だし長すぎじゃない!?」

最初は、飯山市富倉です。
ここは、平成20年春の融雪により地すべりが発生し、直下の国道が被災した箇所です。
その後、法枠工、アンカー工、ボーリング暗渠工、実播工などの工種・工法で復旧を図りました。まだ工事から約9年経過で道半ばですが、斜面は安定して徐々に緑が蘇ってきていますね。

(災害発生直後の状況:平成20年3月)

(治山工事完成直後の状況:平成21年10月)

(現在の様子:平成30年9月)

続いては、中野市草間です。
ここは、平成3年春の融雪により山腹崩壊が発生し、土砂が直下の住宅に迫って石垣が崩れてしまった箇所です。
その後、土留工、水路工、丸太法枠工、法切工などの工種・工法で復旧を図りました。こちらは工事から26年以上経過しており、災害が起きた箇所とは思えないぐらい森林化が進んでいます。

(災害発生直後の状況:平成3年3月)

(治山工事完成直後の状況:平成4年3月)

(現在の様子:平成30年9月)

最後は中野市山下です。
ここは、昭和61年~63年に山腹崩壊地の復旧として、土留工、水路工、筋工、実播工、植栽工、法切工などの工種・工法で工事を行った箇所です。こちらは工事から約30年経過しましたが、治山工事を行った箇所と言われても分からないぐらい、見事に森林化しています。

(治山工事完成直後の状況:昭和63年3月)

(現在の様子:平成30年9月)

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