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【#テイクアウト信州】地元で食べよう!~元祖つけめん丸長~(中野市)

こんにちは 総務管理課のわこです。
緊急事態宣言は解除されましたが、コロナウイルスを意識した対策として、長野県では~「新しい生活様式」の定着と経済活動の両立~に取り組んでいます。

今回は、中野市「元祖つけめん丸長」さんです。

↑写真は「えのきつけめん」

中野市の「元祖つけめん丸長」さんはメニューがつけ麺のみの専門店。昼食時間は常に満員になるお店なので知っている地元の人は混雑を避けるため事前に予約をして持ち帰るほどです。現在お店は感染症対策のため椅子の数を減らしゆとりのあるスペースで食事を提供しています。

スープは最近流行りの魚介(煮干し)系では無く、醤油系のお酢と辛味が効いたさっぱりで温かいスープです。このスープが太めのクネクネした冷たい平打ち麺に絡まります。こちらの丸長さんは、創業者である先代が東京の丸長本店さんで修行を積み、東池袋3丁目で独立。昭和57年にこの地へ暖簾と技を持ち帰ったのがお店の始まりということです。老舗の伝統を活かしながらも独自に進化した“北信濃の・丸長”さん。世につけめんが広く知られる30年以上前からこの地元に愛され続けている味です。

つけ麺と荻窪ラーメンの誕生には信州そばの影響がある、という話を以前聞いたことがあります。
戦後長野県出身のそば職人5人で立ち上げたお店「中華そば店丸長(丸長荻窪本店)」は、手打ち麺にこだわり、スープには鰹節をつかった荻窪ラーメンの元祖と呼ばれる中華そばのお店。その屋号である丸長の“長”は、長野県の“長”で、これは5人の出身地が長野県であったことからつけられたそうです。

その後職人さんたちはそれぞれ独立しましたが、その中の一人、そば職人坂口正安さんが「中野大勝軒」を開業。後に本店を代々木に移転したため、中野大勝軒は支店となりますが、その支店を任されたのが坂口さんの又従兄弟で一緒にやっていた「つけ麺の生みの親」「ラーメンの神様」と呼ばれる 故 山岸一雄さん(山岸さんは長野県中野市の出身)。

山岸さんが中野大勝軒時代に賄いメシとして食べていた「スープを注いだ茶碗に、冷たい麺を浸す」ラーメンが客の目にとまったのが「つけ麺」の前身として誕生。商品化に至るまでには何度も試行錯誤を重ねたラーメン「特製もりそば」が「中野大勝軒」のメニューに加わり、それが現在における「つけ麺」の元祖と言われています。

その後山岸さんはのれん分けで「東池袋大勝軒」を開店。そこで評判の「特製もりそば」(つけ麺)は、山岸さんや大勝軒の名前と共に全国的に知られる存在となりました。
丸長さんのつけ麺には、信州のそば職人さんやその後の継承者さんたちの創意工夫の影響があったということにちょっとロマンを感じますね。

暑い日が続いていますので、冷たい麺メニューなどチョイスしてみてはいかがでしょう。お店の人からは混雑を避けるために事前電話予約がおすすめとのアドバイスをいただきました。

<テイクアウトメニュー>※税込
● 普通のつけめん 650円
● わかめつけめん 750円
● えのきつけめん 850円
● めんまつけめん 950円
● チャーシューつけめん 1,150円
中盛+100円 大盛+200円

<店舗情報>
◆店舗名◆
元祖つけめん丸長
◆住所◆
長野県中野市大字新保56-2
◆電話◆
0269-26-7108
◆営業時間◆
11:00-14:00 / 昼のみの営業

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