北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

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シブガキ応援隊 出動!

林務課のおちょこです。

10月24日と25日にシブガキ応援隊が出動しました!

…え?シブガキ応援隊は何者なのかって?
そうですねえ…元気いっぱいで、みるみるうちに柿の実をとって干し柿へ加工してくれる地域のヒーローのことです

「なんで、干し柿にすることがなぜ地域のヒーローになるの?」
よくぞ聞いてくれました!いやあシブガキ応援隊のことが気になる人がいてうれしいなあ!

 「食欲の秋」といわれるように、秋は様々なおいしい食べ物が実る季節。
食べ物を求めていつもさまよっている野生の動物たちにとって、人間が作るものは甘くておいしくて、
なにより栄養が豊富!絶品のフルコースがあるようなものです。

 ただし、人間が食べれないものでも動物たちはおいしいと感じています。
たとえば、生のどんぐりとか。人が食べるときは最低でもあく抜きをしますよね。
動物たちはアクなんてへっちゃらです。動物によっては苦みを感じにくい味覚の構造をしているらしいですよ。

野生の動物たちにとって、あくがあっても渋くても栄養が豊富であれば絶品料理。

そうすると…渋柿も食べちゃうんです!

 渋柿の多くは人が住む集落など人の生活する場所に植えられています。
また柿の実は木の上にあるため、木登りが得意なクマが多くやってきます。

クマと人が出会ってしまうと、たいてい人がけがをします。よくクマに襲われたとか、聞きますよね。

高い位置に成る柿の実でもよってくるクマが怖い…
だけど、集落は高齢化が進み高い場所の柿の実は取れないし…
どうしよう…

そこで登場したのが「シブガキ応援隊」なのです!
シブガキ応援隊のメンバーは下高井農林高校の生徒たちや、常岩の里「ながみね」の方々、地域の人たちです。

木島平村のとある集落で、渋柿に動物たちが寄り付かないように柿の実を収穫!

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