1月26日（金）に大規模災害時において災害対策本部が行うべき行動と、防災関係機関（諏訪管内６市町村、警察、消防、LCV等）との連携の確認や課題の把握等を行うため、合同訓練を実施しました。令和元年度以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止により本訓練を中止していたため、今回は４年振りの実施となりました。

今回の訓練では、同日13時30分頃に駿河湾を震源とする最大震度６弱の南海トラフ地震が発生したとの想定のもと、地震発生直後から８時間後までの場面を想定した訓練を行いました。

諏訪合同庁舎では、地震発生から１時間後、３時間後、８時間後を想定して３回の地方部会議を開き、各班が死傷者数の状況、道路や鉄道等の基礎インフラ及び火災・停電・断水等のライフラインの被害状況等を報告するとともに、これら被害状況を踏まえた対応方針等を協議しました。また、同時並行で諏訪管内６市町村等は、各々の施設から防災情報システムへの被害状況の入力を通じて、刻々と変化する被害状況を遠隔により情報共有しました。

４年振りの実施ということで、今次訓練を通じて様々な気付きや改善点を得ることができました。これら事項を実災害時における対応や今後の訓練等に活かしていきたいと思います。