遊歩道にこだわった理由は、山頂からの眺めのすばらしさです。晴れ渡ると山頂からは、北は蓼科山、南は赤岳まで、八ヶ岳の素晴らしい眺望が見られます。子どもからお年寄りまで、この素晴らしい眺めを見せてあげたい。また、他の地域から来た人にも見ていただきたい。そんな願いから、案内看板をたくさん作成し、道々に掲示しています。また、一休みできるように、意外な場所にベンチも設けられています。これらは補助事業を当てにしないで、自分たちで作成したものなのです。この制作には、地元の古老の金子さんが一役買っています。ぜひ、素晴らしい景色と気の利いた案内板を見にいらしてください。

＜物語その３＞自然にやさしく、かつ持続的な活動を！！

　協議会は、森林を守り育てるとともに、林産物を有効に活用し、自然にやさしい生活を送ることを目指しています。このため、補助事業（補助率75％）で薪割り機を購入し、薪を生産して必要とする方に販売する計画です。これにより会の活動経費の一部を捻出し、里山整備の活動の持続性を担保していく仕組みです。

　
　北真志野は諏訪市の北西に位置し、岡谷市に隣接しています。火とぼし山にお越しの際は、桜の山で有名な「西山公園」に車を駐車いただき、徒歩で中央自動車道を越えて進んでください。約４５分で山頂に到着です。