2024.03.08 [ その他 ]
第2回南信州民俗芸能フェスティバル!
リニア活用・企画振興課 です。
2月17日(土)に「第2回南信州民俗芸能フェスティバル」が開催されました。
今年は愛知県・静岡県の団体をお招きし、他地域の民俗芸能も併せて観覧することができる貴重な機会となりました。
オープニングは会場のある下條村の民俗芸能である下條歌舞伎。
下條こども歌舞伎教室のみなさんによる「白浪五人男」が披露されました。
続く講演では、坂本要先生(筑波学院大学名誉教授)による「風流と念仏踊り」についてのお話をいただきました。
愛知県・静岡県・長野県の3県の中にある、民俗芸能の繋がりを改めて実感しました。
今回のフェスティバルで風流踊を上演いただいたのは全4団体。
はじめは、飯田市の「下栗のかけ踊り」です。
〝子女郎が見どころ″との団体の方の話のとおり、とっても華やかでかわいらしかったです!
続く上演は静岡県浜松市の「遠州大念仏」。
鈴・太鼓・鐘の音に合わせて行われます。
団体の皆さんは30人以上!賑やかで迫力がありました
次に、愛知県新城市から「大海の放下」の上演です。
なんといっても目をひくのが大きな大団扇!
全長約3mほど!!力強い上演に圧倒されました
そして最後は、阿南町の「和合の念仏踊り」です。
ポイントをぎゅっと凝縮して上演いただいたのですが、夏にお伺いした際に見ることができなかった部分も拝見でき、新たな発見がたくさんありました。
今回のフェスティバルでは、南信州民俗芸能パートナー企業である飯田信用金庫さまが南信州民俗芸能継承推進協議会より感謝状を贈呈されました。
飯田信用金庫さまにはボランティアへのご協力やイベントの開催等、民俗芸能保存継承の各種取組にご尽力いただいております。
また、当フェスティバルはパートナー企業である勝間田建設株式会社さまにボランティアとしてご協力いただきました。
ご協力、ありがとうございました。
三遠南信地域の皆さまと新たなつながりをつくることができた、当フェスティバル。
舞台裏では、みんなで「大海の放下」の上演で使われた大団扇を持たせていただくなど、楽しい交流もありました
開会前には晴れていた空も、閉会のころには雨に変わっていました。
下栗のかけ踊り上演前のインタビューにて、「結構この踊り(雨乞い)は効くんです。なのでお帰りの際に雨に降られたら申し訳ございません」と話がありましたが、こんなにも即効性があったとは!
南信州民俗芸能フェスティバルらしい、粋なエンディングとなりました(笑)
当日の様子は南信州民俗芸能継承推進協議会のyoutubeチャンネルにて配信中です。
ぜひ、ご覧ください
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