2013.11.22 [ 飯田合庁だより ]
この木の材積(幹の体積)はどれくらい?
南信地区の市町村や森林組合の林務関係職員による林業技術競技会が高森町の森林で開催されました。
間伐など森林を手入れするためには、その森林の状況を調べることが大切です。この技術向上のため、森林の区域面積やその木の材積などの出題に取組みました。
日頃は測量器具や輪尺(大きなノギス)など専門の器具を使って調べていますが、今回は競技のため器具が使えません。そこで、参加者は目測や歩測そして今まで培ってきたカンを活かして解答していました。中には長ぐつ!?を使う人も・・・
間伐したばかりのヒノキ林が会場です。
道の左側の森林の面積は?
このヒノキの材積は?
幹の太さと高さを求めて・・・
ここに計画された道の勾配は?
参加者の解答は森林の面積や、材積はやや小さめでしたが、木1本の材積や道の勾配は概ね実測に近い値になりました。(多少バラツキはありますが・・・)
今後も森林を見る目を養ってもらい、その手入れに役立ててもらえればと思う秋の1日でした。
<林務課>
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