去る4月26日、飯田市千代にある棚田「よこね田んぼ」で畦塗りが行われました。
よこね田んぼは、日本の棚田百選に選ばれている、約3ha 110枚の棚田です。

田んぼは春に水を入れる際、水が漏れないように畦に泥を塗って補修します。
最近ではビニール製の「畦シート」を敷いてこれの代わりとする所が多いですが、よこね田んぼでは伝統的な畦塗りを行っています

今年は県内外から100名余りの方が参加！
よこね田んぼ保全委員会委員長さんの「よこね田んぼの始まりです！」の掛け声とともに作業を開始します

昨年の台風18号により、よこね田んぼでも一部の土手が崩れてしまいました
しかし、無事復旧！田植えに間に合ってよかったです！

まずは畦を削って…

田んぼの中で練り混ぜます。

そして練った泥を畦にペタペタと張り付けていきます。

削る作業は刃が一枚板状になった平鍬や鋤簾(じょれん)、泥を張り付ける作業では刃が櫛状の備中鍬を使用します。
地元の方々は難なくこなしていきますが、コツを掴むまでは全く捗りません。
泥の固さや、張り付ける勢いを覚えないと畦にくっつきません
・・・参加2年目の私は、1年目は田んぼの中を歩くのがやっと、今年はようやく張り付けられるようになりました。地元の方に「こなれてる」と言っていただけてうれしかったです

子供たちも作業に参加！休憩や雑談を楽しみながらお昼まで作業しました。

畦塗りの終わった田んぼは田植えを待っているようです。
田植え作業は5月25日に行われます。
どなたでも参加できますので、興味のある方は奮ってご参加ください
詳しくは最後の案内をご覧ください！

お昼には地区の方々がごちそうを振舞ってくれました！

大鍋の豚汁！作業後の疲れた体に染みる味でした

地元の方によるオリジナル曲のライブもあり、みんなで盛り上がりました！

会場では地区で取れた野菜の直売も行われました。

参加したい！という方は、当日作業しやすい服装でご参加ください。
詳しくは、よこね田んぼ保全委員会へTEL！
電話：0265-59-2003

農地整備課　GAJIRA